こんにちは。
突然ですが、皆さんのお宅はワックス不要(ノンワックス)のフローリングでしょうか?
色々な呼び方があるようですが、次のようなフローリングも同じ意味のものですね。
- ワックスフリーフローリング
- ノンワックスフローリング
- ワックスレスフローリング
無垢フローリングなどを採用しているお宅ではワックスが必須ですが、最近ではワックス不要のフローリングを採用されるお宅がほとんどだと聞いたこともあります。
実は11年前に新築した我が家もワックス不要のフローリングを採用しています。
日々のメンテナンスではワックス不要ですので基本的には掃除機でホコリを吸い、たまに雑巾で水拭きする程度でした。
しかし11年間、これだけのメンテナンスだとフローリングに汚れが目立ったり、いつも歩くところだけピカピカに艶が出たりと少し困っていました。
そこで何かいいメンテナンス方法はないかハウスメーカーに問い合わせたところ、ワックス不要のフローリングに使用するワックスがあるとの事で市販の物を紹介してもらったんです。
という事で、今回はワックス不要のフローリングにワックスを掛けてみましたので、ワックス掛けの手順や施工後の変化などをお話しさせていただきます。
Contents
ワックス不要なのにワックスを掛けてもいいの?
そもそもワックス不要のフローリングにワックスを掛けていいのか?という問題ですが、ハウスメーカーの答えは『掛ける必要は無いが、気になるようであれば掛けても良い。』との事。
某建材メーカーのサイトでも『メーカー推奨のワックスをご使用ください。』とか『ワックス不要とはワックスを掛けても掛けなくてもいいという意味です。』と記載されています。
よってご自身の希望でワックスを掛けることが可能なのです。
何十年も住む住宅ですので、フローリングを保護していつまでもキレイな状態を保ちたいですよね。
※稀にワックスが全く付着しないフローリングがあるそうなので建築会社やメーカーに問い合わせることをお勧めします。
ワックス不要フローリングに使用したワックス
今回、我が家のフローリングに使用したワックスは『リンレイのノンブライト』
つや消しタイプのフローリングですのでこちらをとハウスメーカーに勧められました。
フローリングクリーナー
ワックス掛けの前の清掃に使用する『リンレイ オール床クリーナー』
フローリングの汚れ落としからワックス剥がしまで使える便利なクリーナーです。
ワックス掛けに便利なワイパーシート
ワックスを掛けるのに便利なワイパーシートです。
こちらは絶対にあった方がいいと思います。ムラになりにくく、何よりワックス掛けが楽です。
僕もワックスを掛ける前に別のサイトなどで調べましたが、『スポンジや雑巾でワックスを掛けたらムラになりまくった!』とか『ワックスとホコリが混ざって汚くなった・・』という失敗談がありましたので、こちらをオススメします。
シート5枚とワックストレーが付属します。
こちらでまとめて購入できます
ワックス不要なのにワックス掛け開始!
掃除機でホコリやゴミを吸い取る
移動可能な家具は全て移動させて、掃除機でホコリやゴミをキレイに吸い取っていきます。
画像ではフローリングがキレイに見えますが、実際には薄汚れやベタつき等があるんですよね〜(T ^ T)
床クリーナーで床の汚れ、ベタつきを落とす
リンレイのオール床クリーナーを使用してフローリングの汚れを落としていきます。
ワックス前の清掃はオール床クリーナーを水で15〜20倍に薄めて雑巾で床を拭きます。
この作業で大事なのはフローリングの汚れを完全に落とすこと!
汚れが残ったままワックスを掛けると落とせない汚れになってしまいますからね。
その後、キレイに水洗いした雑巾で水拭きを2回繰り返して、完全に洗剤分を拭き取ります。
この水拭きが大変です!これを2〜3回、繰り返すのでめっちゃ腕の力が必要です٩( ‘ω’ )و
また、何度も雑巾を水洗いしますのでゴム手袋は必須ですよ!
フローリング洗浄完了!
僕と妻で床クリーナーから水拭きまでを完了です。
新築の時みたいに非常にキレイになってフローリングの手触りもサラサラです!
ワックス掛けの準備
床の清掃が終わったらワックス掛けの準備に入ります。
ワックスワイパーシートに付属のトレーにワックスを注ぎます。
入れ過ぎるとシートに含ませて床に塗布する際にポタポタ落ちますので、入れ過ぎないように注意しましょう。
1回目のワックスを掛ける
シートにワックスを含ませて床に塗っていきます。
最初から厚くは塗らずに薄く広げるのがキレイにワックスを掛けるコツです。
薄く広げてワックスが擦れてきたら、トレーのワックスをワイパーシートに含ませて再度、床に広げるといった要領になります。
画像の左側部分はワックスを塗りたてなので、ツヤがあります。
ワックスが乾くと自然にツヤが消えていきますのでご安心を・・・(^ ^)
1回目のワックス乾燥
1回目のワックスを掛け終わったら天気や気温、湿度にもよりますが30分程、放置して乾燥させます。
これがワックスを厚く塗っていたら、30分では全く乾かずに2〜3時間ほど掛かりますので、しつこいようですが薄塗りを心掛けてください。
30分ほど経ったらツヤが無くなり乾燥しています。
2回目のワックス掛け
今回、我が家は初めてワックスを掛けますので、使用方法の記載通りワックスを2回掛けます。
2度目のワックス掛け開始!
2回目のワックス乾燥
再度、時間をおいてワックスを乾燥させます。
やはり2度目ですのでワックスが乾燥しにくかったですね・・。
2時間ほど乾燥に時間をかけました。
ワックス掛け完了!
フローリングの洗浄からワックス掛けまで丸1日、掛かりました(T . T)
非常に疲れましたよ・・。
でもその甲斐があって、フローリングがめっちゃキレイになりました♪(´ε` )
どうです?この自然なツヤ消し感??
ワックスを掛けてない部屋と比較してもツヤ感は全く同じで違和感がありません。
ワックス完了後のフローリング
見た目の良さは一目瞭然で非常にキレイになったと同時に新築当時の自然なツヤのフローリングに戻った感じがします。
そして歩いて感じたことは少し滑るかなぁって感じですね。
今までが少しベタついていたので、新築当時はこのくらいサラサラ、すべすべだったのかもしれません。
感覚が麻痺しているかもですね!
滑りすぎて危険という事はないので、これで安心してワックス不要のフローリングにもワックスをかけても良いという事が分かりました(^ ^)
まとめ
いかがだったでしょうか?
新築2年目くらいからず〜っとワックス不要のフローリングにワックスを掛けたいという願望が11年目にして叶える事ができました。
こんな事ならもっと早くワックスを掛けておけば良かったと今更ですが思ってます。
フローリングは唯一、毎日住む人が触れる場所です。
せっかく新築したんだからいつまでもキレイなフローリングであって欲しいですよね。
ワックスを掛ける前には念の為、建築会社や建材メーカーに確認をオススメします。
また、ワックス掛けにはかなりの体力、気力が必要です。
『面倒だけどワックス掛けはした方がいいのかなぁ?』とか『ウチのフローリングもワックス掛けしても大丈夫?』って方は専門の業者さんに依頼するのも良いかと思います。
面倒な家具移動から清掃、適合ワックスの選定まで完璧にやってもらえるので安心ですよね!
是非、皆さんもワックス不要のフローリングにワックスメンテナンスして気持ちの良いライフスタイルを送ってくださいね!
それではまた♪(´ε` )