こんにちは。
10年前に新築して外構をDIYした際に天然芝を張っていましたが、4〜5年程で雑草か芝かが分からなくなりました。
そこで半年前に外構のリフォームをして一部、人工芝を張ったので半年経った今、人工芝のメリット、デメリットそして本当にメンテナンスフリーなのかをお話ししたいと思います。
Contents
人工芝のメリット
メンテナンスが不要
お決まりのメンテナンスフリーです。
人工芝の下に防草シートを張れば雑草が生えてきませんのでメンテナンスが不要です。
夏場の芝刈りも不要です。
業者から聞いた話ですが、下に防草シートを張らなくても人工芝が日光を透しませんので雑草が生えてこないらしいです。
僕は念の為に防草シートを張りましたが・・。
年中、色が変わらない
天然芝(日本芝)ですと夏は青く、冬は枯れたような色になりますが人工芝は年中、青いままです。
夏場は非常にキレイな緑色をしてますが真冬にあそこまでキレイな緑だと少し違和感もあります。
まあ、そこは人工芝だと割り切ればいいのではないでしょうか。
水遣り、肥料が不要
これはメンテナンスフリーの分類に入るのですが
あえて別で書かせていただきました。
天然芝は夏の日照りが続く日は水遣りが必要ですが人工芝ですと不要です。
そして肥料や芝専用の除草剤、目土、エアレーションと色々なものが不要になりますので張った後は経済的です。
虫などが住みつかない
天然芝を張っている時には、芝の中に小さい蜘蛛やダンゴムシが沢山いました。
人工芝にしてからは全く居なくなった事はありませんが虫の数はかなり減りました。
虫嫌いな方には嬉しいですよね!
張る場所を選ばない
天然芝では日当たりや水はけが芝の生育に多大な影響があります。
しかし、人工芝ならどんな場所でも張ることができます。
極端な話をするとコンクリートの上だって張ること可能です。
張る場所を選ばないといっても下地は平滑に均す必要がありますので岩や石がボコボコしているような場所には不向きです。
人工芝のデメリット
初期費用が高い
メンテナンスフリーですので張った後の費用は安いのですが初期費用(人工芝の価格)が高いです。
どんなに安い人工芝を使っても費用は同じ広さで天然芝の倍以上の金額になります。
比較的、人工芝の張り方は簡単ですので価格を安く抑えるにはDIYも検討すると良いかもしれません。
人工芝が熱くなる
人工芝は炎天下の夏日にはかなり熱くなります。
天然芝は裸足で歩いたりできますが夏場の人工芝では少々、無理があります。
ヤケドまではしませんが、小さなお子さんを遊ばせるは控えた方が良さそうです。
※炎天下の真夏日
火気厳禁
防炎機能の人工芝もありますが基本的に火気厳禁です。
庭でバーベキューをされるご家庭では人工芝の上にBBQコンロを置くことがあると思いますが、炭や火が人工芝の上に落ちると芝の一部が熱で溶ける可能性があります。
天然芝では問題ない事が人工芝では注意が必要になりますので、採用される場合には十分にご検討ください。
不自然な芝の色
かなり天然芝に似たリアルな人工芝もありますが、やはり天然芝には敵いません。
不自然な青さですので一目で人工芝と分かるものもあります。
価格が高価なものは天然芝によく似ていますが安価なものは作りが安っぽくビニールのような艶があります。
人工芝の選定も慎重に検討した方が良さそうです。
人工芝の耐用年数
これも人工芝の品質によりますが経年劣化で芝が寝てきたり色褪せする事があります。
天然芝であれば手入れ次第で何十年も張り替えずに済みます。
ほとんどのメーカーやショップでは耐用年数は7年〜10年としていますが僕が思うに10年耐用は厳しいと思います。
我が家は人工芝を張って半年ですが雨が降れば芝が倒れて寝るし、とても10年保つとは思えません。
保って5〜7年位ではないでしょうか?
人工芝は本当にメンテナンスフリーなのか?
結論から言いますと完全にメンテナンスフリーではありません。
やはり夏場になると人工芝の端の方から雑草が生えてきます。
雑草を抜くか除草剤を散布するかの作業が必要になります。
それと植栽の落ち葉や枯葉が人工芝の上に落ちてこまめな清掃が必要です。
人工芝の中に入り込む事もありますので落ち葉の除去が面倒な事もあります。
以上のことから人工芝は完全にメンテナンスフリーではないと言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
人工芝のメリット、デメリットは色々ありますが
天然芝ほど手が掛からずに芝を楽しむ事ができます。
また張り方は非常に簡単ですので業者に依頼せずに
DIYで安く仕上げる事も可能です。
但し、下地はキレイに平滑に仕上げないといけませんので自信の無い方は業者に依頼される事をお勧めします。
ぜひ、皆さんも人工芝を張って素敵なガーデンライフを楽しんでくださいね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。