皆さん、こんにちは。
突然ですが、次のような言葉を聞いたことがありますか?
- 有孔ボード
- ペグボード
- パンチングボード
全て同じ物なんですが、ご存知でしょうか?
合板に無数の穴が空いていて、その穴を利用して色々なものを吊るして、収納できる便利なボード(板)なんです。
最近ではホームセンターはもちろん、小さな物ですが100円ショップでも見かけるようになってきました。
実はその『有孔ボード』を我が家のガレージにDIYしたんです・・・。
いや、ちょっと違うんです。
有孔ボードの取り付けをDIYされる方は多いんですが、僕は有孔ボード自体をDIYしたんですよ!
それでは早速、紹介していきますね٩( ‘ω’ )و
Contents
有孔ボードとは

まずはもう一度、おさらいです。
先にも述べましたが、木、スチール、樹脂製の板に一定間隔の穴が無数に空いたものを有孔ボードといいます。
その一定間隔の穴に専用のフックや棚を取り付けて、小物類をオシャレに見せる収納ができるものです。
一例ですが、次のような収納方法があります。
- デスクの壁面に設置して文具などの小物を収納
- クローゼットに設置して帽子やバッグを収納
- ガレージに設置して工具やメンテナンス用品を収納
ネットで検索すると皆さん、オシャレに収納してますよね〜♪(´ε` )
有孔ボードの価格
僕が有孔ボードをDIYした理由は、ただ単に高い!
有孔ボードには様々なサイズがあります。
ボードの大きさであったり、厚さであったり、それぞれ価格は異なりますが高いんですよ。
4mm×910mm×1820mmのサイズで1枚が約¥3000程。
色付きだったら1枚が¥4000程です。
僕も家の中でインテリアとして使用するなら、正規の有孔ボードを購入するのですが、ガレージ内で工具や車、バイクのメンテナンス用品を収納するとなると汚れるんですよね。
それなら安く自分で有孔ボードを作っちゃおうという安易な発想です。
実際に木材の有孔ボードは、合板に穴が空いているだけです。
工具さえあれば、簡単に作れちゃいますよね!
有孔ボードの穴のサイズとピッチ
有孔ボードの穴のサイズとピッチも様々ですが、一般的に販売されているものは主に2パターンあります。
アメリカ規格
穴のサイズは5mm、穴のピッチは25mmです。
ピッチも狭くて穴も小さいので、見た目がシャープでカッコイイです!
専用のフック類もアメリカ規格に作られたものが多いので、色々なフックを使用したいならこの規格の有孔ボードがオススメです。
日本規格
穴のサイズは8mm、穴のピッチは30mmです。
何もかもが大きい感じですが、これが日本の規格なんですね。
僕が調べたところ、日本規格専用のフック類はあるのはあるんですが、販売しているところが少ない・・。
ネットで探せば結構ありますが、僕の住む地域のホームセンターにはないし・・・。
どちらの規格で製作しようか迷いますね( ̄∇ ̄)
有孔ボードをアメリカ規格でDIY
やはり、フック類の手に入りやすさを考慮してアメリカ規格でDIYすることに決定しました。
我が家のガレージ内に設置予定の有孔ボードの収納サイズは3600mm×1800mm。
有孔ボードをDIYする材料と工具を揃える
合板のサイズは1820mm×910mmなので、合板は2枚必要ですね。
販売されている有孔ボードは4mm厚のものが多いのですが、僕が用意した合板は少し強度を持たせる為に5.5mm厚にしました。
製作には次のようなものが、必要になります。
- 5.5mm厚の合板 2枚
- インパクトドライバー
- オービタルサンダー
- 5mm径のドリル
- 定規
- 建築用シャーペン
定規はできれば長いもので、木材の板でも代用できます。
僕が使用しているのは、建設現場などで使用される検測ロッドです。
有孔ボードをDIY
それでは早速、制作していきましょう!
合板に線を引く
まず、合板を2枚キレイに重ねます。
端は50mm空けて25mmピッチで横にマーキングしていきます。

次に縦のラインを25mmピッチでマーキングします。
精度が大事ですね。

合板に穴を空ける
インパクトドライバーに5mmの木工ドリルのキリをセットします。

上下の合板がズレないように四隅に木ビスで仮留めしておきます。

正確にインパクトドライバーで穴を空けていきます。

最初は楽勝と思えたのですが、骨の折れる作業ですね・・・( ̄∇ ̄)

合板のバリ取り
気が遠くなるような穴あけ作業が終わったら、合板を裏返します。
裏返すと合板のバリ(ささくれ)が穴の数だけ出ています。

そのバリ(ささくれ)をオービタルサンダーで落としていきます。

キレイにバリ取りが終われば、有孔ボードの完成です。
有孔ボード完成
穴を空ける時間が1時間30分くらい掛かりましたが、やっと完成です!


有孔ボードをガレージに設置
完成した有孔ボードをガレージの入り口に設置します。

ガレージの柱に直接、木ビスで留めます。

工具などを収納する予定なので、木ビスでしっかりと固定して設置します。

このままでは、合板に付けたマーキングが目立ちますので、塗装します。
塗料は余っていたブラウン系の塗料。

ローラー塗装して設置完了です!
ここに色々な工具類やメンテナンス用品を収納予定!

実際の色味はこんな感じです。

まとめ
いかがだったでしょうか?
今回、有孔ボードのDIYの費用は合計で¥2600でした。
5.5mm合板 2枚 ¥2000
木工ドリル5mmキリ ¥600
正規の有孔ボードを購入すると¥6000〜¥8000程の費用が必要でしたが、DIYすれば破格の¥2600という費用で済みました。
しかしこれは僕が工具や道具を持っていたからこそ¥2600でできましたが、持っていない方はこの費用では不可能ですよね・・。
それにDIYにかかる時間を考慮すると・・・。
正規の有孔ボードを購入した方がいいのかと・・思います(T . T)
まぁ僕は簡単な気持ちで合板に穴をあけるだけと思っていましたが、やってみると結構、手間が掛かることが分かりました。
結果はどうあれ、時間と興味のある方は是非、DIYしてみてくださいね!
それではまた・・・♪(´ε` )

