どうも、こんにちは。
突然ですが、皆さんはオープン外構ってご存知でしょうか?
はい、そうですね!開放感がある塀もフェンスも設けない外構の事です。
様々な外構スタイルがある中でオープン外構は非常にシンプルでどんな住宅もマッチする外構です。
映画なんかでよく出てくるアメリカの住宅が正にオープン外構の見本ですよね!
という事で今回はオープン外構の特徴やメリット、デメリットのお話をさせて頂きたいと思います。
Contents
オープン外構とは?
オープン外構とは敷地境界線に塀もフェンスも設けない外構の事です。
何も設けないと言ってもシンプルな門柱や植栽等で部分的に目隠しをしているのが一般的です。
外部からは開放的で敷地が広く見えていわば第三者に見せる外構、お庭になります。
オープン外構のメリット
開放的で広く見える
オープン外構の最大のメリットは開放的で狭い敷地でも広く見せる効果がある事です。
どちらかというと敷地が狭いお宅に向いています。
境界線に塀やフェンスを設けない為、敷地が広々と自由に使えて、街と一体感の生まれるお庭になるでしょう。
外構費用が安い
塀やフェンス、門扉といったエクステリア部材を使用しないので、外構費用がクローズ外構に比べて格段に安くなります。
外構費用を抑えたい方や新築で外構に予算をかけられない方にはオープン外構をお勧めします。
また外構工事の工期も短いので入居を急がれている方にもお勧めです。
車庫入れが簡単
オープン外構でもカーポートだけは設けられるお宅がありますが、周りに塀やフェンスがないので車庫入れが簡単になります。
駐車場のスペースを少し余裕をもって造れば自由なハンドル操作が可能になりますので、車の運転に自信のない方でもうまく駐車ができるでしょう。
日当たりや風通しが良い
何も遮るものがありませんので日当たりや風通しが良くなります。
太陽の光が家の中に入りやすく明るい家、明るいお庭になるでしょう。
また花壇や菜園の植物も育ちやすい環境になります。
実際にオープン外構にして良かった点
実際に僕の知人や友人から聞いた意見です。
オープン外構のデメリット
プライバシーが確保できない
塀やフェンスを設けませんので外部からは住宅が丸見えです。
トイレや浴室、リビングは外部から見えない位置に配置することを新築を検討している段階から検討しましょう。
もしもやむ得ずに部屋が見える位置に配置の場合には植栽や目隠し用のフェンス等を一部だけ使用するような工夫が必要です。
第三者に侵入されやすい
境界線に塀やフェンスを設けないが為に境界線が分かりづらく、敷地内に侵入されるケースも少なくはありません。
悪気はないのですが低学年の小学生は境界線などは分かりませんので、敷地内を歩いて通学するといったこともあります。
これは外構をする前の僕の実体験です。
オープン外構は死角ができにくいので昼間に侵入されても外部から見えますので侵入者も好き勝手にはできませんが、夜間はセンサー付きの照明やダミーでも結構ですので防犯カメラ等の防犯グッズを使用する工夫が必要になってくるでしょう。
よそのゴミなども侵入してくる
故意にゴミを捨てる方はいないわけではありませんが、どこかのゴミや冬になると落ち葉などが風にあおられて敷地内に入ってきます。
ちなみに僕の自宅は西側からの風でビニール袋や紙などがよく入ってきてます。
小さいお子さんやペットに注意
小さいお子さんやペットがいるご家庭では道路への飛び出しには注意する必要があります。
やはり飛び出さないように植栽や植え込みなどで、ひと工夫することを検討しましょう。
実際にオープン外構にして後悔した点
実際に僕の知人、友人から聞いた意見です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
開放的で広く見える
外構費用が安い
車庫入れが簡単
日当たりや風通しが良い
開放的で敷地が広く見るというのは狭い敷地でお悩みの方にはオススメの外構スタイルといえます。
また何といっても外構費用が安いのが魅力ですよね!
プライバシーが確保しづらい
第三者に侵入されやすい
ゴミなども侵入してくる
小さいお子さんやペットに注意
プライバシーが確保しづらいのは少々、痛いのですが、植栽や目隠しフェンスでプライバシーを確保する方法もありますので業者さんに相談してみると良いプランを提案してくれるでしょう。
また費用の面でオープン外構を検討されている方はとりあえず、オープン外構にしておいて
後々、費用が工面できるようになってからクローズ外構やセミクローズ外構に変更するといったことも可能です。
クローズ外構からオープン外構には撤去費用などが発生しますので高額になり簡単にはいきませんが、オープン外構からクローズ外構には簡単に変更が可能です。
オープン外構からクローズ外構に変更 | ◯ 可能 |
クローズ外構からオープン外構に変更 | △ 撤去費用などで高額になる |
外構スタイルで住宅の見え方も変わってきますのでじっくりと検討してみてください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。