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外構業者の見積書 分かりにくい項目を画像付きで解説

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パパ
パパ
外構業者に見積もりを依頼したんだけど、工事項目が専門用語だらけで何の事か分かんないよ!
はっち
はっち
そうだよニャ〜。それじゃ、分かりにくい項目を説明していくニャ〜!

こんにちは。

外構業者に見積もりを依頼したけど、何の事が書いてあるのかさっぱり分からないという方も結構、いらっしゃるんではないかと思います。

業者の方もわざと専門用語で分かりにくくしているのでは無いのでしょうが一般の方には馴染みの無い言葉が盛り沢山ですよね。

という事で今回は外構業者の見積書の分かりにくい項目を解説していきます。

Contents

仮設工事

水盛、遣り方、丁張り

水盛(みずもり)とか遣り方(やりかた)、丁張り(ちょうはり)という項目が一番はじめにありませんか?

これは簡単に言えば基準となる高さを決めるという事です。

例えばあなたの家の外周にブロックを積むとします。

ブロックは水平に積むのが基本ですが何を基準に積めば良いですか?

杭を打って水平な高さをだして水糸を張って、それに合わせてブロックを水平に積みます。

そういった構造物の高さや位置の基準を決めて施工をしやすくするのが水盛、遣り方、丁張りです。

一般のお宅で¥20000程の見積もりでは無いでしょうか?

養生、片付け、清掃

片付け、清掃はお分かりでしょうが養生は聞き慣れない言葉ではありませんか?

この業界で養生といえば何かを傷や汚れから守るように保護する。

又はコンクリートの品質、強度を確保する為に乾燥や外気温から保護する事です。

例えば住宅に近接してウッドデッキ作るとします。

ウッドデッキを作る作業中に資材で住宅に傷を付ける恐れがありますよね。
そんな時には住宅に傷や汚れから守る為にカバーやシートなどで保護します。

コンクリートに関してはコンクリート打設後に急激な乾燥を防ぐ為にシートで保護したり、コンクリートの上に人や車が乗らないようにカラーコーンやロープを張って立ち入り禁止措置をします。

これらの事を養生と呼ばれています。

土工事

重機回送費

重機を運んできて持って帰るという事です。

一般の方が呼ばれるショベルカーの往復運搬の費用です。

重機が数が増えたり重機が大きくなると当然、費用も高くなります。

掘削、鋤取り

掘削、鋤取り(すきとり)とは掘ったり、現地盤の土を乱さないように平らに削り取る事です。

例えば玄関横に車2台分のコンクリートの駐車場を作るとします。

コンクリートと下に入る基礎砕石分を現地盤の土から取り除かないといけません。

そういった重機と手作業で土を削り取る作業を掘削、鋤取りといいます。

残土処理、残土運搬、残土搬出

残土処理、残土運搬、残土搬出といった項目がありませんか?

これは上記の掘削、鋤取りで発生した土(残土)を運搬して処分するという費用です。

当然、残土捨て場の距離や残土の量で費用は大きく変わります。

運搬にはダンプを使用しますが道路が狭くて小さいダンプしか使用できない場合にも割高になります。

この項目は各業者で単価が全く異なる場合があります。

客土、搬入、整地

客土とは植物や作物の生育に十分な栄養分を備えた土の事です。

石や粘土が入っていない畑などに使われている土と言えば分かりやすいでしょうか?

この項目が見積もりに含まれているのであれば、花壇や菜園、芝の下地に使用されるという事です。

搬入は客土の運搬費。

整地は字の通り客土を平滑に地盤を整える作業費です。

左官工事、仕上げ工事

モルタル刷毛引き仕上げ

ブロック塀などの仕上げを吹き付け塗装する際の下地作業です。

ブロック表面をモルタルで薄塗りして刷毛を引いて仕上げる工法で塗装や吹き付けののりが良くなります。

DIYを検討されている方もいらっしゃるかと思いますがこの作業だけはプロに任せる事をお勧めします。

僕もほどんどの作業をDIYしていますがモルタル刷毛引き仕上げだけは
業者にお願いしています。

モルタル刷毛引き前

モルタル刷毛引き完了

タイル工事、コンクリート工事、基礎工事

路盤工

路盤工とはコンクリート舗装工事やタイル工事の基礎に砕石を敷き均し転圧して締め固める作業です。

現地盤の土を鋤取りして良質な砂利(砕石、クラッシャーラン)で仕上げます。

何の工事でもそうですが基礎が悪いと後にひび割れや沈下といった現象が必ず起きます。

この路盤工は最終的には見えなくなるので悪質な業者は材料費を浮かす為に厚みを薄くするなどの手抜きが簡単に行えます。

是非、信頼のおける業者に依頼しましょう。

下の画像は路盤工を完了後に型枠を組んでる状況です。

下地コンクリート、基礎コンクリート

下地、基礎コンクリートとはタイル張りや石張りを行う際にその仕上げ材の下に施工するコンクリートです。

タイル張りの場合には下地コンクリートに直接、張っていきますのでタイルの仕上がりに多大な影響を及ぼします。

この工事も路盤工と同じで材料費を浮かす為の手抜きが可能です。

コンクリートは購入価格は高いのでここを費用を削りたいと思う業者は数多く居るはずですのでご注意ください。

型枠、枠板

型枠、枠板といった項目があるでしょうか?

これらは下地、基礎コンクリートを施工する際にコンクリートが不要な部分に流れないようにする板です。

通常、木製の板を使用します。

塗装工事

吹付塗装、ボンタイル吹付塗装

ブロック塀などを塗装する際に使用される工法です。

ブロック塀などに吹付塗装する場合には先にも記載しましたがモルタル刷毛引き仕上げを行ってからの塗装になります。

諸費用

諸費用が不要な業者もあるみたいですが、ほとんどの業者が諸費用を見積もりに計上します。

工事金額の何%と業者によって金額は様々ですが
5%〜10%の業者が多くを占めます。

諸費用が不要な業者もあるみたいですが、工事金額に諸費用分を上乗せしている場合もあります。

諸費用が不要だからといって優良業者だと思わせる営業方法もありますのでご注意ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

一般の方には少し何の事か分かりにくい見積もりの項目を解説してみましたが他にも分からない項目があればご連絡ください。

僕の分かる範囲でお答えさせて頂きます。

外構業者の見積もりは業者によって単価も単位も違うことがありますので相見積もりをとっても非常に比べにくい部分もあります。

不明な点があれば遠慮なく業者に質問や問い合わせしましょう。

優良な業者であれば丁寧に分かりやすく説明してくれるはずです。

素敵な庭作りの秘訣は優良な業者探しです。

頑張って優良な業者を探してくださいね。

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

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