こんにちは。
今回は外構費用を安くする方法(工種編)をお話しさせて頂こうと思います。
- 外構費用を安く抑えたい
- 外構にかける予算が少ない
- 必要最低限の外構工事をしたい
このような悩みを解消します。
外構工事には費用が、高額になる工種とそうでない工種があります。
高額になる工種を妥協できる範囲で縮小したり、抑えることによって外構費用を安くすることができるので是非、検討してみましょう。
Contents
土間コンクリート
土間コンクリートとは、車の駐車スペースのコンクリート舗装や玄関アプローチに張ったコンクリート舗装のことです。
なぜ、土間コンクリートは高額になるかというと・・・
1、土間コンクリートを施工する為に余分な土砂を処分する
・重機で土砂を鋤き取り(すきとり)
・鋤き取りした土砂をダンプで運搬
・土砂を処分場で処分
2、鋤き取りした地盤を強固にする
・砕石を購入して重機で敷き均す
・転圧機械で締め固める
3、土間コンクリートを打設する為の準備をする
・鉄筋、またはワイヤーメッシュを設置する
・目地材、または型枠を組む
4、コンクリートを打設する
・場所にもよるがコンクリートを圧送する(ポンプ車を依頼)
・広さにもよるが左官職人が数人必要
工程が複雑な上に材料、人件費も嵩むので費用も高額になります。
出典 野々村建設
土間コンクリートの費用を安くする方法
土間コンクリートの範囲を必要最低限、少なくすれば安くなります。
- 駐車スペースの車のタイヤが乗る部分だけコンクリートにして他は砕石を敷く
- 土間コンクリートを道路側に1mほどにして、他は砕石の駐車スペースにする
- コンクリートと他の材料を併用して駐車場を作る
上記は一例ですが、他にも検討次第では安く仕上げることが可能です。
境界ブロック、フェンス
敷地の地盤の高さに比例して、境界ブロックの費用も高くなります。
CBブロック積みは高度な技術と手間が必要です。
例えば、敷地が道路と同じ高さであれば、ブロックは根入れ込みで最低2段〜3段程度でいいと思います。
しかし道路より敷地が50cm高ければ、ブロックは根入れ込みで4段〜5段は必要になってきます。(ブロックは1段が20cm)
ブロック、フェンスの高さを抑える
ブロック、フェンスの高さ、延長を調整すれば費用も安く抑えることができます。
- 境界ブロックと生垣を併用する(手入れが大変ですが・・)
- フェンスは一部だけ使用する(リビングの前など)
- フェンスの材質を選定する(アルミ・スチール・樹脂・木)
- ブロックの高さによってブロックの厚さを選定する(10cm,12cm,15cm)
門柱、門扉
既製品のシステムタイプ(インターホン、外灯、ポストが一体)やタイル仕上げや塗り壁といった門周りも人気です。
クローズ外構では門扉が必要になりますが、最近ではオープンやセミオープン外構も人気ですので、門扉なしの外構スタイルを選定すると費用を抑えることができます。
出典 YKK AP株式会社
門柱の仕上げはDIY
門柱、門扉の費用を抑えるポイントは
- システムタイプの門柱を施主支給で材料費を浮かせる
- システムタイプをDIYで設置
- 門柱の形を業者に作ってもらい、仕上げのタイルや塗り壁をDIY
- オープン、セミオープン外構で門扉を設置しない
上記を検討してみてはいかがでしょうか?
カーポート
カーポートをホームセンターやネットで購入し、ご自身で設置するとかなりの費用が抑えられます。
設置は無理だといわれる方は、ホームセンターで購入して設置まで施工してもらうと若干ですが、外構業社よりは安くなる可能性があります。
- ホームセンターやネットで購入し施主支給で施工してもらう
- 友人知人に手伝ってもらい自分たちで施工する
- ホームセンターで購入、設置までしてもらう
エクステリア照明
ご自身で電気工事士を手配
照明器具はネットで購入すれば、定価の3割〜5割程で購入できます。
設置は自身で電気工事士に依頼して設置しましょう。
かなりの費用が抑えられます。
最近では電気工事士の免許が無くても取り付けできるエクステリア照明が販売されています。
事前に電気のケーブルを通す配管をする必要がありますので、外構業社と打ち合わせをして配管設置してもらいましょう。
- 照明器具はネット等で購入する
- ご自身で電気工事士に取り付けを依頼する
- 外構業社との打ち合わせをしっかりと
植栽、植木
植木屋さん等でも購入可能
近所の植木屋さんや造園業社でも購入可能です。
植え込みまでしてくれます。
また地域によっては、春秋くらいに植木市というイベントを開催している地域もあります。
こういったイベントでは色々な木々を比較できて、価格交渉も可能です。
一度、足を運んでみると意外と楽しいですよ(^ ^)
ご自身で植え込みができる方はネットショップでも購入可能です。
ヤフオク等でも安価で出品されているので利用してみてはいかがでしょうか?
植栽の費用を抑えることが可能です。
- 植木屋、造園屋で購入、植え込みまでしてもらう
- 植木市などのイベントで購入し植え込みまでしてもらう
- ネットショップやヤフオク等で購入して、自分で植え込みを行う
庭
庭内部はDIYで好きなように
庭は形だけ(下地)を外構業社に作ってもらい、後はご自身の好きなようにDIYすると費用をかなり抑えられます。
ホームセンターやネットで購入したレンガや砂利を敷いたり、人工芝を張ったり、タイルを張ったりすれば本当に愛着の湧くお庭になると思います。
- 自分の好きなようにDIYで庭を作り込む
- 材料はホームセンター、ネットで購入する
外構費用を安くする方法(工種編)のまとめ
外構費用を安くする方法(工種編)いかがだったでしょうか?
外構の部位によって費用を抑えるポイントがそれぞれありましたね。
誰にでも、ここは費用をケチらずにしっかりとしたものを作りたいと思う部位があると思います。
ですので、費用を掛ける部位、費用を抑える部位とメリハリをつけるとバランスのとれた外構を安く抑えることができます。
また、DIYも取り入れることによって格段に費用が抑えられますので、施主のDIYを応援してくれるような優良な外構業者を探すことも大事になってきますね。
素敵な外構作りを応援してます。
それでは、また!