こんにちは。
- 電動ハンマ(ブレーカー)の種類が知りたい
- おすすめの電動ハンマ(ブレーカー)はどれ?
モルタルやコンクリートを壊す場合に手動(ハンマーとノミ)でやると体力も気力も消費します。
その上かなりの時間を要するので、途中で投げ出したり嫌になって止めてしまうことも・・。
そんな時に役に立つのが電動ハンマ、又の名を電動ブレーカー!
そんな訳で今回はマキタ製のオススメ電動ハンマを電源別に紹介します。
Contents
電動ハンマの電源
電動ハンマの電源には大きく分けて2種類。
どちらにもメリット、デメリットがありますので使用箇所に応じた機種を選びましょう。
AC100V電源
AC100V電源とは、家庭用のコンセントで使用できるもの。
電源コードが付いているので、屋外で作業する際にはコンセント位置から延長コードなどで電源から持ってこなければいけません。
また完全に電源のない場所では、発電機などを用意する必要があります。
AC100V電源のメリット
AC100V電源は以下のようなメリットがあります。
- 価格が安価
- 長時間の使用が可能
- ハツリ能力が高い(振動が強い)
AC100V電源のデメリット
デメリットは以下ようなもの。
- 重量がある
- 電源が近くに必要
- 作業の際、電源コードが邪魔になる
充電式バッテリー電源
充電式バッテリーの電源は電源のない場所でも使用できるのが非常に便利。
また電源コードがないので、取り回しが楽です。
充電式バッテリー電源のメリット
充電式バッテリ電源は以下のようなメリットがあります。
- 電源が必要ないので、何処でも使用可能
- 取り回しが楽で気軽に使用できる
- 重量が軽いので、持ち運びに便利
充電式バッテリー電源のデメリット
デメリットは以下のようなもの。
- 価格が高価
- バッテリー容量で使用時間が限られる
- バッテリー充電の手間が掛かる
AC100V電源の電動ハンマ
電源の種類を解説した上で、おすすめのAC100Vの電動ハンマを紹介します。
マキタ ハンマドリル HR2631F
このマキタ『HR2631F』は回転+打撃でハンマドリル(コンクリートに穴を開ける)としても使用可能。
勿論、ハツリ機能もあるのでちょっとしたハツリには非常に便利。
AC100V電源の機種にしては重量も軽いので、素人の方にも楽に使用することができるでしょう。
実は僕もこの機種を使用していてマキタハンマドリル『HR2631F』レビューの記事で詳しく紹介しています。
マキタ 電動ハンマ HM0871C
このマキタ『HM0871C』という機種は、ハツリ専用の電動ピックで先程紹介した『HR2631』よりもハツリ能力があります。
多少重量がありますが、重量があるおかげで電動ハンマを押さえる力が少なくて済むという効果も。
僕たちプロの建設業者も使用するので、定期的に使用する方にはオススメの電動ハンマです。
プロが使用するだけあって耐久性も抜群です。
マキタ 電動ハンマ HM1317C 六角シャンク30mm
こちらの『マキタ 電動ハンマ HM1317C 』は超強力!
通常、電動ハンマでハツれないコンクリートはエアー式のコンクリートブレーカーを使用するのですが、それに匹敵する電動ピックです。
僕も何度か使用しましたが、これまで紹介した機種よりも大きいので楽な姿勢で作業できるメリットも。
腰にも負担が少なく、広範囲のハツリや厚みのあるコンクリートには、この機種がオススメです。
充電式バッテリ電源の電動ハンマ
オススメの充電式バッテリーの電動ハンマ(ブレーカー)を紹介していきます。
マキタ 充電式ハンマドリル18V ハツリ可 HR244DRGX
この『マキタ 充電式ハンマドリル18V 24mm/ハツリ可 HR244DRGX』はコンクリートに穴を開けたり、ハツることもできる優れもの。
大容量6Ahのバッテリー2本と充電器も付属しているので、充電式にしては長時間の使用が可能。
ドリル+ハツリ、どちらの機能も使用したい方にはオススメの機種です。
マキタ充電式バッテリーの最大のメリットは、同じバッテリーで何百種類の電動工具が使用できること。
インパクトドライバー、ディスクグラインダーなど同じ充電式バッテリーを使い回すことが可能。
マキタ 充電式ハンマ 40Vmax4Ah HM001GRMX
この『マキタ充電式ハンマ 40Vmax4Ah HM001GRMX』はハツリ専用の機種。
先程、紹介した『HR244DRGX』は18V。こちらの『HM001GRMX』は40VでAC100V電源に匹敵する破壊でハツリ能力は抜群!
使用時間はバッテリー1本で約11分。(コンクリートの硬さによる)
しかしながら、40Vmax4Ah バッテリ2本・充電器・ケース付なので使用中にバッテリーを充電しておけば何の問題もありませんね。
マキタ HM002GZK 40V X2=80Vmax
この『マキタ HM002GZK 40Vmax X2=80Vmax』は40Vバッテリーを2本同時に使用する80Vタイプ。
40Vバッテリーだけでも十分ですが、80Vとなるとかなりの破壊力です!
マキタのカタログではAC機(AC100V電源)を超えると記載されていますが、本当にそうでしょうね。
広範囲や厚みのある本格的なコンクリートハツリ作業にはこの機種がオススメ!
ただこの機種はバッテリー、充電器別売りなので、合わせて購入が必要です。
マキタ|40Vmax BL4040(40V/4.0Ah)×2個
40Vmaxのバッテリー2本、充電器セット。
上記の『マキタ HM002GZK』を使用するにはこのバッテリーセットが必要。
ただ先にも述べましたが、マキタ充電式バッテリーの最大のメリットは、同じバッテリーで何百種類の電動工具が使用できること。
このバッテリーセットがあれば、使用したい工具が何種類でも使い回すことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
おすすめの電動ハンマ(ブレーカー)を紹介しましたが、お気付きになられた方もいるでしょう。
紹介した全ての機種が工具メーカー『マキタ』のもの。
その理由は僕が本業で使用しているものもマキタ製か日立製がほとんどで耐久性、利便性は抜群。
正直な話、もっと安いメーカーはありますが、耐久性に不安があります。
長く安心、安全に使用するなら一流メーカーの機種を選びましょう。
また電動ピックは購入すると非常に高価です。
もしも一般家庭のDIYで使用するのであれば、業者に任せた方が安くなることもありますので一度、無料見積もりを取ることも検討されてはいかがでしょうか?