外構のDIY

左官鏝の使用方法は?コンクリートやモルタル、漆喰のDIY仕上げ

こんにちは。

  • 鏝(こて)にはどんな種類があるの?
  • DIYにはどんな鏝(こて)を準備すれば良いの?
  • 鏝(こて)の使用方法が知りたい・・

このような悩みを解消します。

外構やお庭のDIYでは、コンクリートやモルタルを頻繁に使用します。

その際に必要な道具があるのですが、皆さんご存知ですか?

コンクリートやモルタルを押さえる鏝(こて)です。

今回はそんな鏝の使用方法などをお話しさせていただきます。

鏝(こて)は職人さん以外の人でも使える?

僕たちが普段、見かけているコンクリート構造物の多くは、数年〜何十年も経験を積んだ左官職人さんが仕上げています。

例えば、住宅の駐車場の土間コンクリート舗装やタイルを張る前の下地コンクリート、屋外の階段など、全て天端(上の面)は左官職人さんが鏝を使って仕上げています。

そんな職人さんの仕事を素人ができるのか?と思うかもしれませんが、仕上げの方法や面積次第では可能です。

さすがに駐車場2台分の土間コンクリートの仕上げを1人でとかは無理ですが、ちょっとしたタイルの下地コンクリートや駐輪場程度の土間コンクリートでしたら、簡単ではありませんが可能です。

鏝の種類

鏝の種類は用途に応じて、次のようなものがあります。

  • 木鏝(きごて)
  • プラ鏝
  • 金鏝(かなごて)
  • 目地鏝(めじごて)
  • レンガ鏝
  • ゴム鏝
  • 面鏝(めんごて)

今回はこの中でも外構やお庭のDIYでよく使う、プラ鏝と金鏝を紹介します。

鏝の種類
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DIYするなら揃えておきたい2種類の鏝と道具

外構やお庭のDIYをするなら揃えておきたい鏝と道具を紹介します。

プラ鏝

プラ鏝

コンクリートを一番に押さえるのに必要なプラ鏝です。

僕が建設業で働き始めた20年前には木鏝で押さえていましたが、最近ではプラ鏝が主流です。

木鏝は摩耗が激しく重いので、次第にプラ鏝が普及していきました。

金鏝(かなごて)

金鏝

金鏝にも様々な種類や大きさがあります。

金鏝は最終の仕上げに使用するものですから、わずかな凹みや傷が仕上げの表面に影響します。

取り扱いには十分に気をつけましょう。

刷毛(はけ)

刷毛

刷毛引き(はけびき)仕上げに使用される刷毛。

住宅の駐車場の多くは、この刷毛引き仕上げが採用されています。

なぜ、金鏝仕上げではなく刷毛引き仕上げかといいますと、人間が歩く箇所を金鏝仕上げにすると、雨などの濡れた状態では滑りやすく非常に危険です。

刷毛引き仕上げにすることによって仕上げ表面がザラザラしていますので、滑り止めの効果になり雨の日でも安心して歩くことができます。

コンクリートの均し方、押さえ方の順序

今回はモルタルより均し方が難しいコンクリートを均します。

モルタルとコンクリートの違いは粗骨材が有無です。

粗骨材とは、一言でいうと砂利。

パパ
パパ
この砂利が実は厄介者なんです

これが固まる前の生コンクリートです。

砂利だらけでしょ?

プラ鏝で押さえるように均す

プラ鏝の役割は粗骨材(砂利)を沈ませることですので、力を入れて押さえて均します。

粗骨材(砂利)が沈むように叩きながらでもいいので押さえてください。

コンクリートは時間と共に硬化します。

生コンクリートが柔らかい状態で素早く押さえないと、硬くなってからでは骨材を沈ませるのは不可能です。

なぜ、粗骨材(砂利)を沈ませることが必要かというと、後の金鏝仕上げに影響がでてくる理由からなんです。

金鏝で撫ぜる(なぜる)ように均す

少し表面が硬くなって乾いてきたら金鏝の出番。

プラ鏝とは逆に、金鏝はゆっくりと力を入れずに撫ぜるように均します。

プラ鏝の段階で粗骨材が沈んでいれば、綺麗な艶のある表面仕上げになります。

 

粗骨材が沈んでいないと下の画像のように、表面に骨材が浮いたり露出します。

刷毛引きは力を抜いて真っ直ぐに

金鏝で仕上げてさらに表面が硬く乾燥したら、刷毛引き仕上げを行います。

押え付けずに真っ直ぐ刷毛を引いてください。

コンクリートの硬さを見極めるのが素人では難しいのですが、何回も挑戦してみましょう。

コンクリートが柔らかいと刷毛の線がベタっとした感じで汚くなります。

この場合はまた金鏝で均して時間をおきましょう。

また、コンクリートが硬過ぎて乾燥していると刷毛の線が付きません。

パパ
パパ
コツを掴むまで頑張ってくださいね!

鏝の仕上げの用途

プラ鏝仕上げ

プラ鏝は表面を見栄え良く仕上げるものではありませんので、粗骨材を沈ませて高さを揃えるものと覚えておいてください。

  • タイルの下地コンクリート
  • 石張りの下地コンクリート
  • CBブロックの基礎など

その上から更に仕上げ材を使用するときに使われます。

プラ鏝で抑えると表面がザラザラしていますので、仕上げ材(タイルや自然石)の接着剤との密着性が良くなるという特徴があります。

金鏝仕上げ

主に見栄えが良く、雨天時に人間が歩行する箇所以外の仕上げに使用されます。

一例ですが、境界ブロックの天端や屋根付きガレージ(雨に濡れない)の土間コンクリート等に使用されます。

刷毛引き仕上げ

先にも紹介しましたが、主に雨天時に人間が歩行する場所に使用されます。

またボンタイル塗装(CBブロックの模様入りの塗装)など、の下地にもモルタル刷毛引き仕上げが使用されます。

金鏝仕上げと刷毛引き仕上げの比較

金鏝はツルツルした仕上げで滑らかで、刷毛引きはザラザラした印象になります。

金鏝 刷毛引き 比較

まとめ

いかがだったでしょうか?

左官職人さんが熟練の技術で仕上げるものを素人がやろうというのですから、それは簡単ではありません。

しかし、職人さんも最初は素人。

素人でもコツコツと失敗や経験を積めば、きっと上手くできます。

それに自宅外構やお庭のDIYでしたら、少しくらい失敗したって愛着が湧くもの。

是非、皆さんも頑張って挑戦してみてくださいね!

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

それでは、また・・・♪(´ε` )

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