コンクリートのDIY

DIYで使用する生コンクリートの配合は?スムーズに注文できるコツ

生コン配合

こんにちは。

今回はコンクリートの配合のお話をさせて頂こうと思います。

  • 自宅の駐車場をDIYで土間コンクリートにしたい
  • 生コンを注文したいけど配合が分からない
  • コンクリートの配合の数字や記号って何なの?

こんな疑問を一級土木施工管理技士の僕が解消します。

 

一般の方でも注文、購入できるコンクリート。

そのコンクリートを使用してDIYすれば、業者に依頼するよりも遥かに安価でコンクリート構造物が施工できますよね?

しかしコンクリートを注文する際には『配合』というものを指定しなければなりません。

それでは早速、『コンクリートの配合』について説明していきます。

コンクリートの注文

コンクリートの注文の際には必ず『現場名(場所)』と『配合』を聞かれます。

コンクリート工場の社員
コンクリート工場の社員
それじゃ、生コンの配合はどうします?
注文者
注文者
配合・・・? 何ですかそれ??

 

こんな風にならないよう、ある程度は配合について理解しておきましょう。

生コン注文
生コンクリートが誰でも購入できる注文方法!価格や生コン車の選定こんにちは。 今回はコンクリート(生コンクリート)の注文方法についてお話させて頂きます。 自宅の外構でコンクリートが必要...
土間コンクリート メリット
土間コンクリート駐車場のメリット、デメリット 高額費用の理由とは?こんにちは。 今回は自宅駐車場の土間コンクリートのメリット、デメリットについてお話しをしたいと思います。 これから新築される方や外構...

コンクリート(生コン)の配合

生コン 配合

呼び方

普通 241220 N 

一例ですが、この配合を注文する場合には『24の10の20のエヌ』と言えば伝わります。

それでは、この配合の数字や記号について説明します。

①  コンクリートの種類による記号

①番最初の普通とはコンクリートの種類による記号です。

これには他にも様々な種類があるのですが、一般家庭のDIYでしたら普通で大丈夫です。

他の種類のものは、主に公共工事や民間工事の特殊な構造物に使用されています。

②  呼び強度

②番目の24という数字は呼び強度というものです。

コンクリートの硬さを数値化したもので、単位はN/mm2(ニュートン)

数値は18から3刻みで、18、21、24、27、31・・・・・数値が大きいほど強度があることになります。

工場がコンクリート打設から28日後に、この数値の強度がでることを保証しています。

例を挙げると

土木工事で何かの基礎などであれば18〜21N/mm2

構造物になると21〜27N/mm2

一般住宅の基礎で24〜30N/mm2

僕は自宅外構をDIYした際には、ほとんど呼び強度18〜21N/mm2にしましたが、心配であれば21N/mm2以上を使用するといいでしょう。

③ スランプ

③番目の12生コンクリート(固まる前)の軟らかさの数値です。

スランプは8からで、8、10、12、15、18、21と数値が大きい程、軟らかくなります。

生コンクリートは軟らかければ軟らかいほど打設がしやすいのですが、セメントと砂利が分離する恐れがあります。

軟らかければ良いというものではありませんので、ご注意ください。

土木工事ではスランプ8。

建築の型枠の狭い箇所に打設する場合には、流動性が必要なのでスランプ18くらいです。

例えば自宅外構をDIYするとしてブロックの基礎に軟らかい生コンを使用すると、どうなりますか?

基礎にブロックを置いても軟過ぎて、沈んだり、傾いたりして固くなるのを待たないといけません。

逆に土間コンクリートのように10cm程度に薄く広げる場合、固い生コンを使用すると、広げるのも大変で仕上げるのも一苦労です。

施工する物、場所によってスランプを選定しましょう。

僕の職業は土木建設業ですので、何をするにでもスランプ8を使用します。

もしも一般の方がDIYで使用するのであれば、スランプ10〜12位でいいかと思います。

④ 粗骨材の最大寸法

④番目の20という数値はコンクリート中の砂利の最大の大きさです。

20mm、40mmと選択できますが、地域や工場によって10mmや25mmなども選ぶことができる場合があります。

砂利が大きいと仕上げがし難いが強度がある。

砂利が小さいと仕上げ易いが強度が劣る。

土間コンクリートのような金鏝やハケ引きで仕上げる場合には20mm。

基礎など仕上げが必要ない場合に40mmでいいと思います。

しかし、仕上げが無いからといって5cmほどの厚みに40mmの生コンを使用すると砂利がゴロゴロして打設や押さえがしにくいので、仕上げの有無、コンクリートの厚みを考慮しましょう。

ちなみに僕が自宅や知り合いのお宅をDIYする時には20mmしか使いません。

⑤ セメントの種類による記号

⑤のNという記号はセメントの種類による記号です。

N(普通ポルトランドセメント)とBB(高炉B種)というものがあります。

基本的にNは建築、BBは土木で使用されます。

他にも種類がありますが、民間のDIYでは使用しなくても良いでしょう。

どちらを選ぶかになりますが、BBは初期強度が小さいと言われています。

こだわりがなければ、N(普通ポルトランドセメント)で良いかと思います。

ちなみに僕は職業が土木なので、自宅をDIYするにでもBBを使用しますが・・・(^ ^)

まとめ

生コン車

いかがだったでしょうか?

一般の方でしたら経験がない為、配合は非常に悩むと思います。

僕が今回、例に挙げた『普通 24-12-20 N』でしたら家の周りの外構など、DIYでどこにでも使用できる配合です。

もしも心配であれば、注文する際に工場に尋ねるということもできます。

コンクリート工場にはコンクリート技師という資格を持った方々がいらっしゃるので『駐車場の土間コンクリートに使いたいのですが・・・?』と尋ねれば、適切な配合を提案してくれるでしょう。

稀に『業者にしか販売しないよ・・』とか『個人には暇な時しか配達しないよ。』みたいな工場もあるのでご注意ください。

そんな時には他のコンクリート工場はいくらだってあります。

コンクリートをDIYする前に

外構や庭に土間コンクリートをDIYしようされている方に、2点ほどアドバイスをさせて頂きます。

  1. コンクリートのDIYはプロでも難しく失敗しやすい
  2. 施工範囲や規模によっては業者に依頼しても費用に差がないことも・・

コンクリートのDIYはプロでも難しく失敗しやすい

当サイトはDIYを推奨しています。

しかし、コンクリートのDIYに関しては、かなり難しい部類に入ります。

特に寒さの厳しい冬場や猛暑の夏は失敗しやすく、僕たちプロの建設業でも作業人員を増員して作業に臨むことも少なくありません。

施工範囲や規模にもよりますが、正直なところプロに任せることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

工事の内容次第では費用の差がないことも・・・

自宅外構や庭をDIYされる方の一番の目的は『費用の節約』だと思います。

実際に僕も費用節約の為に自宅の外構や庭をDIYしてきました。

しかし、建設業20年超の僕が言いたいことは『大した費用節約にならない・・』ことも。

DIYをするのであれば、次のような費用も考えておかないといけません。

  • 道具や工具の購入費用
  • 工具のレンタル費用
  • 手伝いに来てくれた方へのお礼や食事代
  • 個人購入のコンクリート代金(業者購入より割高)

 

実は工事の内容によっては、自身でDIYしても業者に依頼して施工してもわずかな金額の差しかないこともあるんです。

わずかな費用節約であれば、プロに任せてキレイな仕事をしてもらった方が絶対にいいですよね?

それに加えプロの業者であれば、万が一の際に保証だってあります。

その為にはまず、業者の工事の価格を知ることが大事です。

コンクリートのDIYで一番怖いのは『失敗』

素人に失敗は付き物ですが、プロの業者には失敗がほとんどありません。

コンクリートのDIYで一番怖いのは『失敗』です。

例えになりますが、コンクリートのDIYを失敗してしまうと費用が倍以上になることも少なくありません。

  • 失敗したコンクリートの取壊し費用
  • 取壊したコンクリートの運搬費用と処分費用
  • 新たにコンクリートを施工する費用

上記のように莫大な費用がかかることは間違いありません。

プロの業者は保証がある

先にも述べましたが、プロの業者には保障があります。

万が一、業者側に瑕疵があった場合は保証に基づき、適切に対応してくれます。

しかし、自身のDIYが失敗した場合は、諦めて莫大な費用で業者に依頼するしかありませんよね。

業者に見積もりを依頼する

業者の工事の価格を知るには、当然見積もりを依頼しないといけませんが、

  • 近くの業者に電話して来店したり、来てもらうのが面倒・・・
  • 小さな工事なので気が引ける・・・
  • 見積もりだけ依頼したら費用を請求されそう・・・

そんなんです。僕もこれが嫌だし面倒だから、自宅外構や庭をDIYしてきたんですが・・・。

最近では業者の工事価格を知る非常に便利なサイトがあります。

自宅の外構、庭のプランと見積もりを製作してくれるサイトなんですが、完全に無料

見積もり依頼して『やっぱり無理です・・・』って断っても無料

面倒な思いをしなくても、無料で工事の価格を知ることができます。

見積もりが高ければDIY

見積もりが高ければ気合を入れてDIYすればいいし、見積もりが安ければ業者に依頼。

ご自身でDIYするかどうかは、工事の価格(見積もり)を知ってからでも遅くはありません。

既に業者に見積もり済みでも安くなる可能性が・・

また、既に外構業者に見積もりを依頼済みの方も相見積もりを依頼して、競合させることで大幅に費用を節約することが可能です。

パパ
パパ
相見積もりは2〜3社ほどに依頼するのが良いとされています

このサイトで既に見積もり済みの業者と競合させて、大幅値引きを獲得しましょう。