コンクリートのDIY

土間コンクリートのDIYに必要な道具と工具を建設業20年の僕が紹介!

土間コンクリート打設に必要な道具

こんにちは。

今回はコンクリート打設に必要な道具や工具を紹介したいと思います。

  • 土間コンクリートをDIYしたいけど必要な道具は?
  • 職人さんが使っているあの道具の使い方が知りたい
  • 道具や工具の入手先は?

このような疑問を解消します。

この記事を読むとコンクリート打設に必要な道具や工具を知り、必要最低限の準備をすることができます。

パパ
パパ
一級土木施工管理技士の僕が解説、紹介します

コンクリート打設の種類

コンクリート打設といっても様々な種類があるのをご存知ですか?

  • 駐車場の土間コンクリート
  • 住宅の基礎
  • 橋の橋台 など

一例ですが、このように小さいものから大きいものまで様々です。

コンクリート打設の規模によって必要な道具も異なりますが、今回は一般戸建住宅の外構や庭をDIYされる方向けにお話しさせていただきます。

コンクリート打設に必要な道具

コンクリートを打設するには様々な道具が必要です。

鏝(こて)

鏝はコンクリート表面の仕上げをするのに絶対に必要。

鏝を大きく分けると次の2つに分類されます。

  • 金鏝(かなごて)
  • 木鏝(きごて)

木鏝は生コンクリートを平に均してコンクリートの中の砂利を沈める役割。

左官職人さんは木鏝を使用されている方が多いのですが、最近ではプラ鏝が主流になり代用して使用しています。

プラ鏝は木鏝よりも軽く扱いやすいので、一般の方にはプラ鏝がオススメです。

金鏝は木鏝によって均された生コンクリートの表面を綺麗に仕上げる役割。

鏡面仕上げとまではいきませんが、ミリ単位の仕上げが可能です。

プラスチック鏝

木鏝の代用としてプラスチック鏝の使用をオススメします。

こちらは一般的な大きさの300mm 。

土間コンクリートのような広範囲を均すのであれば、450mmも揃えておきたいですね。

金鏝

扱いやすい360mmサイズの金鏝

 

土間コンクリート仕上げには幅広の600mm金鏝

鏝の種類と使用方法

詳しくは下記の記事で鏝の使用方法、鏝の種類を紹介しています。

鏝の種類
左官職人も使用!DIYで使用する代表的な鏝の種類と道具とは?こんにちは。 外構や庭作りのDIYをするにあたって、コンクリートやモルタルは必ず使用する材料の一つです。 そのコンクリートやモルタル...
左官鏝の使用方法は?コンクリートやモルタル、漆喰のDIY仕上げこんにちは。 鏝(こて)にはどんな種類があるの? DIYにはどんな鏝(こて)を準備すれば良いの? 鏝(こて...

刷毛引き仕上げ用の刷毛

土間コンクリートを刷毛引き仕上げにする際に必要な刷毛。

スコップ(シャベル、ショベル)

僕たちの地方ではスコップと呼ぶのですが、『シャベル、ショベル』という地方もあるみたいです。

この記事ではスコップの名称で紹介させたいただきます。

コンクリート打設に必要なスコップは2種類。

剣スコップ(けんスコップ)

先が剣のように尖っているので剣スコップを呼ばれています。

コンクリートをすくって移動させたり、運ぶために使用。

角スコップ(かくスコップ)

見た通り先端が角張っている角スコップ。

生コンクリートを大まかに均したり、剣スコップと同じように移動させるために使用します。

剣スコップ

金象印の剣スコップ。耐久性抜群で本職の僕たちも使用しています。

 

角スコップ

こちらも10年品質保証の金象印の角スコップ。

スコップの種類と使用方法

スコップについて詳しく下記の記事で紹介しています。

スコップとシャベルって同じもの?DIYやガーデニングでの選び方と使用方法 こんにちは。 スコップを買いたいがどのような物がいいか分からない・・ スコップの形は様々だが用途が知りたい・・・ スコ...

 鋤簾(ジョレン)

形を見るとわかりますが、鍬(くわ)に似ています。

生コンクリートを引きながら均すのに便利な道具。

角スコップよりも楽に均すことができますので、オススメです。

トンボ

金鏝と同様でコンクリートを綺麗に仕上げる役割の道具。

金鏝と異なるのは仕上げる面積の広さで、短時間で広い面積を仕上げることが可能です。

駐車場の土間コンクリート打設は時間との勝負ですので、一気に広い面積をカバーできるトンボはあるのとないのとでは雲泥の差です。

ならしレーキ

角スコップ、鋤簾(ジョレン)と同じ役割で生コンクリートを大まかに均す道具。

角スコップ、ジョレンと異なる点は幅が広いので広範囲を楽に均すことができます。

駐車場などの土間コンクリート打設には欠かせない道具の一つ。

土間タタキ ラスタンパー

この土間タタキラスタンパーも土間コンクリートを打設するにはあると絶対に楽で便利な道具です。

用途は生コンクリートの骨材(砂利)を沈めて木鏝で均しやすくするもの。

使用方法はスコップやならしレーキで大まかに生コンクリートを均した後に土間タタキラスタンパーでコンクリートを叩きます。

土間タタキラスタンパーで叩かれた生コンクリートは骨材(砂利)が沈んでコンクリート中のノロが浮いてきて木鏝での均しが非常に楽。

土間タタキラスタンパー無しで木鏝だけで骨材を沈めようとするとかなりの体力、労力が必要です。

慣れていないと腕や肩がパンパンになり、筋肉痛確定です。

 一輪車

外溝業者、建設業者、左官職人は生コンクリートを運搬してきたミキサー車から打ち込み箇所までの運搬をクレーン車やポンプ車、ショベルカーで運搬して打設します。

しかし予算があれば別ですが、一般の方でDIYとなるとそうはいきません。

やはりDIYでの生コンクリートの運搬は一輪車が必要です。

コンクリートの運搬に最適な一輪車の種類は深型がオススメ。

浅型幅広は生コンクリートが溢れやすく、運搬に不安定なので転倒する恐れがあります。

予算が許すのであれば、タイヤはノーパンクタイヤの一輪車を選びましょう。

 コンクリート打設に必要な工具

 コンクリートバイブレーター

一般の方はあまり見たこともない方も多いかと思います。

バイブレーターは生コンクリート中の気泡を抜き締め固めてコンクリート本来の強度を確保する目的で使用されます。

生コンクリートはペースト状なので骨材(砂利)、砂、セメント、水の他に空気も含まれます。この空気を抜くために必要なのが、バイブレーター。

バイブレーターを使用せずにコンクリートを打設すると空気が抜けないので、気泡が入ったまま固まってしまいます。

大袈裟に言うとコンクリートの中に多数の空洞ができるのです。

想像していただくとお分かりだと思いますが、多数の空洞があるコンクリートに強度があるはずもありません。

公共工事ではバイブレーター使用は当たり前ですが、戸建て外溝や民間工事になるとあまり使用されないのも事実です。

もちろん、全てのコンクリート打設にバイブレーター使用が望ましいのですが、一般のDIYでは難しいので、厚さが10cm以上のコンクリートであれば使用をオススメします。

充電式コンクリートバイブレーター

充電式のバイブレーター。こちらは本体のみなので別売りのバッテリー、充電器セットが必要。

コードレスなので非常に取り回しが楽です。

AC100Vコンクリートバイブレーター

AC100Vのバイブレーター。

充電式ではないので電源が必要ですが、時間を気にせず使用可能。

コンクリートバイブレーターはレンタルも可能

コンクリートバイブレーターは高価なので購入するのはためらいますよね。

しかし、建設機材、資材のレンタル会社がありますので、一般の方でも安価でレンタルすることが可能。

下記の記事で全国のレンタル会社を紹介しています。

工具をレンタル
工具をレンタルしてDIYしよう!全国の建機、建設機材レンタル会社 どうも、こんにちは。 皆さんはDIYする際にプロが使ってるあんな道具やこんな道具があったら、簡単に素早く作業ができるんだけどな...

コンクリート打設に必要な装備、保護具

コンクリート打設に必要な身につける装備品、保護具を紹介します。

保護具は下記の記事でも詳しく紹介しています。

手と足の保護具
絶対必要な手と足を保護するオススメの作業用手袋と安全靴|DIY作業でもこんにちは。 DIYなのに保護具って必要なの? 手や足を守ってくれる保護具にはどんなものがあるの? オスス...

長靴

コンクリート打設には長靴を履くことをオススメします。

特に土間コンクリートになると生コンクリートの中に入らないといけませんので普通の靴では大変なことになってしまいます。

コンクリート打設作業には、つま先に保護材が入っている安全長靴がオススメ。

ゴム手袋

コンクリートはアルカリ性で、素手で触ると手の皮が剥けてかなりの手荒れになります。

作業用といえば軍手ですが、軍手は水分を通してしまいますのでコンクリート打設には向きません。

手をしっかりとガードしてくれる「作業用ゴム手袋」を使用しましょう。

 防振手袋

コンクリートバイブレーターを使用する場合には防振手袋をオススメします。

バイブレーターは振動工具。長年、振動工具を使用していると振動病という病気になることがあります。

短時間でなることはありませんが、高価なものではありませんので防振手袋を使用しましょう。

 土間コンクリート用 かんじき

土間コンクリートが程よい硬さになり、金鏝で仕上げる場合にかんじきを履いてコンクリートの上に乗ります。

かんじきを履かずに長靴で入ると硬化していないので跡が残ります。

かんじきを履くことによって長靴の跡が最低限しか残らず、仕上げが容易です。

まとめ

コンクリート打設には様々な道具や工具、装備が必要だということが分かっていただけたでしょうか?

もう一度、必要な道具をまとめると次のようになります。

  • 剣、角スコップ (コンクリート移動、均し)
  • 鋤簾(ジョレン)、ならしレーキ (コンクリートを広範囲に均す)
  • 土間タタキラスタンパー (骨材を沈め仕上げやすくする)
  • 木鏝、金鏝、刷毛、トンボ (コンクリートの仕上げ)
  • 刷毛 (刷毛引き仕上げ)
  • 一輪車 (コンクリートの運搬)
  • コンクリート打設に必要な工具、装備
  • コンクリートバイブレーター(生コンの締め固め)
  • 安全長靴 (生コン汚れ防止)
  • 防振手袋 (バイブレーターによる振動病防止)
  • 土間コンクリート用かんじき(土間コン仕上げ)

全て揃えるとなると莫大な金額になるので、必要最低限の道具を揃えて安価で外溝、お庭をDIYできると良いですね。

また、道具を揃えたら業者に依頼するのと変わらないくらいの費用になることもあります。

一度、業者に見積もりor相見積もりを依頼することもオススメします。

それでは楽しいDIYライフを。

コンクリートをDIYする前に

外構や庭に土間コンクリートをDIYしようされている方に、2点ほどアドバイスをさせて頂きます。

  1. コンクリートのDIYはプロでも難しく失敗しやすい
  2. 施工範囲や規模によっては業者に依頼しても費用に差がないことも・・

コンクリートのDIYはプロでも難しく失敗しやすい

当サイトはDIYを推奨しています。

しかし、コンクリートのDIYに関しては、かなり難しい部類に入ります。

特に寒さの厳しい冬場や猛暑の夏は失敗しやすく、僕たちプロの建設業でも作業人員を増員して作業に臨むことも少なくありません。

施工範囲や規模にもよりますが、正直なところプロに任せることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

工事の内容次第では費用の差がないことも・・・

自宅外構や庭をDIYされる方の一番の目的は『費用の節約』だと思います。

実際に僕も費用節約の為に自宅の外構や庭をDIYしてきました。

しかし、建設業20年超の僕が言いたいことは『大した費用節約にならない・・』ことも。

DIYをするのであれば、次のような費用も考えておかないといけません。

  • 道具や工具の購入費用
  • 工具のレンタル費用
  • 手伝いに来てくれた方へのお礼や食事代
  • 個人購入のコンクリート代金(業者購入より割高)

 

実は工事の内容によっては、自身でDIYしても業者に依頼して施工してもわずかな金額の差しかないこともあるんです。

わずかな費用節約であれば、プロに任せてキレイな仕事をしてもらった方が絶対にいいですよね?

それに加えプロの業者であれば、万が一の際に保証だってあります。

その為にはまず、業者の工事の価格を知ることが大事です。

コンクリートのDIYで一番怖いのは『失敗』

素人に失敗は付き物ですが、プロの業者には失敗がほとんどありません。

コンクリートのDIYで一番怖いのは『失敗』です。

例えになりますが、コンクリートのDIYを失敗してしまうと費用が倍以上になることも少なくありません。

  • 失敗したコンクリートの取壊し費用
  • 取壊したコンクリートの運搬費用と処分費用
  • 新たにコンクリートを施工する費用

上記のように莫大な費用がかかることは間違いありません。

プロの業者は保証がある

先にも述べましたが、プロの業者には保障があります。

万が一、業者側に瑕疵があった場合は保証に基づき、適切に対応してくれます。

しかし、自身のDIYが失敗した場合は、諦めて莫大な費用で業者に依頼するしかありませんよね。

業者に見積もりを依頼する

業者の工事の価格を知るには、当然見積もりを依頼しないといけませんが、

  • 近くの業者に電話して来店したり、来てもらうのが面倒・・・
  • 小さな工事なので気が引ける・・・
  • 見積もりだけ依頼したら費用を請求されそう・・・

そんなんです。僕もこれが嫌だし面倒だから、自宅外構や庭をDIYしてきたんですが・・・。

最近では業者の工事価格を知る非常に便利なサイトがあります。

自宅の外構、庭のプランと見積もりを製作してくれるサイトなんですが、完全に無料

見積もり依頼して『やっぱり無理です・・・』って断っても無料

面倒な思いをしなくても、無料で工事の価格を知ることができます。

見積もりが高ければDIY

見積もりが高ければ気合を入れてDIYすればいいし、見積もりが安ければ業者に依頼。

ご自身でDIYするかどうかは、工事の価格(見積もり)を知ってからでも遅くはありません。

既に業者に見積もり済みでも安くなる可能性が・・

また、既に外構業者に見積もりを依頼済みの方も相見積もりを依頼して、競合させることで大幅に費用を節約することが可能です。

パパ
パパ
相見積もりは2〜3社ほどに依頼するのが良いとされています

このサイトで既に見積もり済みの業者と競合させて、大幅値引きを獲得しましょう。