コンクリートのDIY

【徹底解説!】庭の土間コンクリート下地はDIYできるの?施工手順と砕石の種類

土間コンクリート 下地

こんにちは。

  • コンクリート下地の材料は何がいいの?
  • コンクリートの下地はどう施工するの?
  • コンクリートの下地はDIYでもできる?

このような疑問を解消します。

外溝や庭の工事で駐車場などに施工される土間コンクリート。

車が数台乗り入れても割れることはありません。

それを見て『コンクリートって、強いなぁ』って誰もが思いますよね?

実は土間コンクリートの強さは、下地にも関係があるんです。

そんな訳で、今回はコンクリート下地の材料や施工方法のお話をさせて頂きます。

パパ
パパ
一級土木施工管理技士の僕が解説します
はっち
はっち
この記事を読むと業者の手抜きを見破ったり、コンクリートのDIYに役立てることができるよ

コンクリートの下地の材料

rc-40

土間コンクリートの下地には砕石(クラッシャーラン)と呼ばれるものを使用。

砕石にはいくつかの種類があります。

  • 単粒度砕石(砂や土の混ざっていない純粋な石)
  • 粒度調整砕石(下地の高さを調整する粒の細かい砕石)
  • 再生砕石(コンクリートやアスファルトを砕いて作られた砕石)
  • 砕石/クラッシャーラン(山の岩盤から砕かれて採取された砕石)

上記でコンクリートの下地に使用されるものは再生砕石か砕石(クラッシャーラン)が好ましいです。

間違っても×単粒度砕石を使用してはいけません。

理由は砕石の中に細かい砂や土が混ざっていないので、転圧(締め固め)が不可能。

単粒度砕石は庭などに敷くような砕石です。

砕石の種類

砕石の購入場所

砕石は次のような場所で購入可能です。

  • ホームセンター
  • ネット通販
  • 建材店
  • 砕石採取場

ホームセンターなどの袋売りは少量であれば便利ですが、大量になると割高。

必要量に応じて購入場所を選定すると良いでしょう。

砕石の価格

砕石の種類

下地に使用される砕石の価格は再生砕石より砕石の方が高額。

再生砕石はリサイクル品なので安価ですが、施工性は粒が均等な砕石(クラッシャーラン)の方が良好です。

砕石の価格は販売する地域や販売店、量などで大きく異なります。

僕が住んでいる地域での砕石の価格を例に挙げると・・

※採石場にダンプで取りに行って現金払いの場合。

  • 再生砕石 1立米当たり2800円
  • 砕石 1立米当たり3300円

ホームセンターなどで購入するより、量が多くなれば採石場で購入するとかなり割安です。

ダンプトラックが必須ですが、建機レンタル店でレンタルが可能。

また建材店や採石場では配達もしてくれますが、砕石価格+運賃が発生します。

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コンクリート下地の厚さ

正直な話、コンクリートの下地はコンクリートよりも重要です。

下地が軟弱だと上に敷いてあるコンクリートを支持することができません。適正な厚さを考慮することが大事。

通常の地盤で普通乗用車、軽自動車の駐車場の土間コンクリート下地の場合、下地砕石の厚さは10cm〜15cm程。

大きめの乗用車や地盤があまり良くない場合には、15cm〜20cmの砕石厚さがあると安心です。

コンクリート下地の厚さ

また、庭(車が乗り入れしない)に土間コンクリートを施工する場合の下地の厚さは、地盤の状況とコンクリートの厚みにもよりますが5cm〜10cm程度。

コンクリート厚さは7cm以上が望ましいです。

よく他のサイトを見ていると、人間の歩行箇所であればコンクリート厚さは5cmもあれば十分などという土木工事に精通されて無い方の記事を見かけます。

確かに歩行程度でしたら強度的には問題ないかもしれません。

しかし、コンクリート厚さが5cm程度だと次のような問題点が発生します。

  • 表面仕上げがしにくい
  • 必ず、ひび割れが生じる
  • 中度の地震には耐えきれない

上記の理由から僕は人間の歩行箇所でも7cm以上のコンクリート厚さを推奨しています。

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コンクリート下地の施工方法

コンクリート下地は小規模であれば難しくはありません。

順番に解説します。

①現地盤を掘り下げる

先ずは、計画したコンクリートの高さから逆算して既存の地盤を掘り下げます。

例 コンクリート厚さ10cm下地厚さ10cm、現地盤が計画コンクリートの高さより10cm高い場合。

現地盤の土を30cm掘り下げが必要です。

コンクリート下地作り

②掘り下げた地盤を整地する

次に掘り下げた地盤を平らに整地します。

重機などで掘り下げた地盤を更に掘り過ぎたり乱している場合には、もう1度平らに均して転圧機械で転圧。

乱していない場合には、そのまま砕石を投入できます。

砕石を入れる前に掘り下げた地盤が柔らかい場合

もしも、掘り下げた地盤が柔らかい場合、少々であれば砕石を分厚く入れれば問題ありません。

しかし、あまりにも柔らかい場合には下地の砕石にも影響することがあります。

それをどう見極めるかというと、掘り下げた地盤の柔らかい部分を足踏みしてください。

足踏みした際に水が浮いてきたり、ブヨブヨな土だとダメです。

また砕石を敷いて何度も転圧をした時に転圧機械が通った後、轍(わだち)が残るようであればコンクリートに影響してきます。

対処法

  1. 再度、掘り下げて柔らかい土の部分を取り除き、砕石と入れ替える。
  2. セメントの粉を柔らかい部分に撒き散らして重機やスコップで混ぜて敷きならす。

どちらも手作業だと重労働ですが、完璧な下地を作るには転圧後に柔らかい部分があってはいけません。

③砕石を敷き均す

砕石を投入して計画した高さからコンクリートの厚みを引いた高さで敷き均します。

敷き均し後の転圧で若干、低くなりますので、2cmほど高く均しても構いません。

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④砕石を転圧する

転圧機械で転圧(締め固め)します。

何度も繰り返し転圧して十分に下地砕石を締め固めます。

転圧があまいとコンクリート割れや沈下の原因になりますので、やり過ぎくらいに転圧しましょう。

転圧機械

転圧機械には施工範囲に合わせて様々な種類があります。

  • プレート(コンパクター)
  • ランマー
  • ハンドガイドローラー
  • 搭乗式コンバインドローラー
  • タイヤローラー など

一般の戸建て住宅の外溝、庭で使用するなら時間は掛かりますが、プレート、ランマー、ハンドガイドローラーのどれか1つで十分です。

これらの転圧機械は、建機レンタル店でレンタルが可能。

転圧機械の種類
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⑤砕石を補足して再度、転圧する

砕石を転圧すると締め固まりますので、思ったよりも下がって低過ぎになることがあります。

その際には再度、砕石を薄く敷き均して転圧をします。

これでコンクリートの下地は完成です。

コンクリート下地は業者が手抜きをしても分からない?

コンクリート下地は完全に埋まってしまうので、業者にとって手抜きをする絶好の工事。

僕が今まで見た例を挙げると次のような手抜きがあります。

  • 砕石の厚みが足りない(見積もり記載の厚さと異なる)
  • 掘り下げた地盤を均さず、凸凹のまま砕石を入れる
  • 砕石を投入する前にゴミや不要なものを入れて埋める
  • 砕石の転圧が足りない、転圧していない箇所がある

実は、上記のような手抜き工事が行われているのも少なくはありません。

もしも外溝工事や庭づくりで土間コンクリートを業者に依頼する場合には信頼のある優良な業者に依頼することをオススメします。

コンクリート下地はDIYができる?

クラッシャーラン敷ならし

一般の方がコンクリートの下地をDIYできるかと聞かれれば、僕はできると思います。

しかし、それは施工範囲の広さ、現地盤の土の高さ、施工する人数と体力などによります。

一坪(畳二畳分)くらいのコンクリート下地なら何とか手作業だけでもいけるかなと思いますが、それ以上になると重機も必要になり掘り出した土もダンプで処分しなければなりません。

そもそも土間コンクリートのDIY自体が難しいので、内心はオススメはできません。

何日もかかってもいいとか経験者が手伝ってくれるなら話は別ですが、こういった重労働作業は重機や道具を揃えているプロに任せた方が無難です。

その際には必ず手抜きをしないような優良な業者に依頼することが大事です。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

コンクリート下地の材料と施工方法が理解いただけたでしょうか?

これまでをまとめると次のようになります。

  • コンクリート下地は砕石(クラッシャーラン)で作る
  • 砕石の転圧は大事なので何度も行う
  • 転圧後に柔らかい部分があればやり直す
  • コンクリート下地は施工範囲や人数によってはDIYが可能
  • コンクリート下地は手抜きができるので優良な業者に依頼する

施工範囲が小規模だったり体力に自信がある方は、この記事の施工方法をDIYして満足のいくコンクリートを作ってくださいね。

コンクリートをDIYする前に

外構や庭に土間コンクリートをDIYしようされている方に、2点ほどアドバイスをさせて頂きます。

  1. コンクリートのDIYはプロでも難しく失敗しやすい
  2. 施工範囲や規模によっては業者に依頼しても費用に差がないことも・・

コンクリートのDIYはプロでも難しく失敗しやすい

当サイトはDIYを推奨しています。

しかし、コンクリートのDIYに関しては、かなり難しい部類に入ります。

特に寒さの厳しい冬場や猛暑の夏は失敗しやすく、僕たちプロの建設業でも作業人員を増員して作業に臨むことも少なくありません。

施工範囲や規模にもよりますが、正直なところプロに任せることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

工事の内容次第では費用の差がないことも・・・

自宅外構や庭をDIYされる方の一番の目的は『費用の節約』だと思います。

実際に僕も費用節約の為に自宅の外構や庭をDIYしてきました。

しかし、建設業20年超の僕が言いたいことは『大した費用節約にならない・・』ことも。

DIYをするのであれば、次のような費用も考えておかないといけません。

  • 道具や工具の購入費用
  • 工具のレンタル費用
  • 手伝いに来てくれた方へのお礼や食事代
  • 個人購入のコンクリート代金(業者購入より割高)

 

実は工事の内容によっては、自身でDIYしても業者に依頼して施工してもわずかな金額の差しかないこともあるんです。

わずかな費用節約であれば、プロに任せてキレイな仕事をしてもらった方が絶対にいいですよね?

それに加えプロの業者であれば、万が一の際に保証だってあります。

その為にはまず、業者の工事の価格を知ることが大事です。

コンクリートのDIYで一番怖いのは『失敗』

素人に失敗は付き物ですが、プロの業者には失敗がほとんどありません。

コンクリートのDIYで一番怖いのは『失敗』です。

例えになりますが、コンクリートのDIYを失敗してしまうと費用が倍以上になることも少なくありません。

  • 失敗したコンクリートの取壊し費用
  • 取壊したコンクリートの運搬費用と処分費用
  • 新たにコンクリートを施工する費用

上記のように莫大な費用がかかることは間違いありません。

プロの業者は保証がある

先にも述べましたが、プロの業者には保障があります。

万が一、業者側に瑕疵があった場合は保証に基づき、適切に対応してくれます。

しかし、自身のDIYが失敗した場合は、諦めて莫大な費用で業者に依頼するしかありませんよね。

業者に見積もりを依頼する

業者の工事の価格を知るには、当然見積もりを依頼しないといけませんが、

  • 近くの業者に電話して来店したり、来てもらうのが面倒・・・
  • 小さな工事なので気が引ける・・・
  • 見積もりだけ依頼したら費用を請求されそう・・・

そんなんです。僕もこれが嫌だし面倒だから、自宅外構や庭をDIYしてきたんですが・・・。

最近では業者の工事価格を知る非常に便利なサイトがあります。

自宅の外構、庭のプランと見積もりを製作してくれるサイトなんですが、完全に無料

見積もり依頼して『やっぱり無理です・・・』って断っても無料

面倒な思いをしなくても、無料で工事の価格を知ることができます。

見積もりが高ければDIY

見積もりが高ければ気合を入れてDIYすればいいし、見積もりが安ければ業者に依頼。

ご自身でDIYするかどうかは、工事の価格(見積もり)を知ってからでも遅くはありません。

既に業者に見積もり済みでも安くなる可能性が・・

また、既に外構業者に見積もりを依頼済みの方も相見積もりを依頼して、競合させることで大幅に費用を節約することが可能です。

パパ
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相見積もりは2〜3社ほどに依頼するのが良いとされています

このサイトで既に見積もり済みの業者と競合させて、大幅値引きを獲得しましょう。