こんにちは。
- 雨が降ると自宅駐車場がぬかるんでしまう・・
- 庭に大きな水溜りができる・・
- 玄関アプローチが土のままなので玄関が汚れる・・
このような悩みを解消します。
雨の多い時期の深刻な悩みですね・・。
庭や通路がぬかるんでいると靴が汚れて玄関まで泥を持ち込んだり、駐車場では車のタイヤがスリップしたり道路を汚してしまいます。
非常に不快な気持ちになりますよね?
そこで今回は駐車場や庭、通路などのぬかるみ対策についてお話ししたいと思います。
Contents
ぬかるみの原因
土質
ぬかるみの一番の原因は土質。
土が粘土質であったり、土の粒子が細かければ細かいほど、雨に弱くぬかるんでしまいます。
このような土質は、雨が止んでも晴れの日が数日間続かないと乾かないといった性質があります。
庭が土のままの場合は土の庭をどうにかしよう!おしゃれで実用的な7つの対策の記事をご覧ください。
水捌けが悪い
水捌け(水はけ)が悪く土の表面に水溜まりができて、その場所がぬかるむといった原因。
水はけが悪いのは現状の地盤の下の方に粘土質の層があったり、岩の層で水が浸透しない地質が原因です。
ぬかるみ解消の対策
土間コンクリート舗装をする
土間コンクリート舗装が一番手っ取り早いのですが、費用が高額。
高額な費用の訳は次のような複数の作業があるから。
- ぬかるんだ地盤を鋤取り(すきとり)して残土を処分し基礎砕石を敷く
- 転圧機械で締め固めて鉄筋又はワイヤーメッシュを敷設して型枠組立
- コンクリート打設して左官職人が仕上げて完了
非常に手間暇かかりますので、目安として6m×6mで30万円くらい〜になるかと思います。(鋤取り、残土処分別)
しかし、土間コンクリート舗装は半永久的な耐久性を持っているので、必ず元は取れます。
費用は高額ですが、やって後悔はありません。
土間コンクリートについては駐車場土間コンクリート単価と技術のある施工業者の探し方の記事を参考にしてください。
オートマットを敷く
最近、よく目にする『オートマット』
オートマットを地面に敷きつめることで風による砂ぼこりを防ぎ、雨が降ってもぬかるむことがないので轍もできず、靴や足元・タイヤも汚れません。
また工具も不要なので、不器用な方でも簡単に組み立てられます。
ぬかるむ広さに応じて、オートマットの枚数を選びましょう。
ラバーマットを敷く
オートマットまでの耐久性はないものの、雪の上やぬかるみなど、水はけが悪い場所への転倒防止、足元の確保に使用。
砂利、砕石を敷く
ぬかるんでいる箇所に砂利や砕石(クラッシャーラン)を敷けば、ぬかるみから解消されます。
気を付けて頂きたいのは、ぬかるんでいる状態のまま砂利や砕石を敷いても砂利や砕石はぬかるみに沈んで効果が薄くなってしまいます。
砂利や砕石を敷くのであれば下地(ぬかるむ箇所の土)が乾いた状態で平滑に均し、その上から砂利、砕石を敷きます。
砂利を敷くことによって地盤が固められ、ぬかるみから解放されるでしょう。
砕石敷きについては自宅駐車場を安い費用で作る方法。舗装や敷砂利でぬかるみ対策の記事を参考にしてください。
ウッドチップを敷く
ウッドチップを敷くことによってぬかるみを軽減します。
ウッドチップを敷いた庭はお洒落な景観になるので、見た目も大事という方にはピッタリの商品です。
固まる土を敷く
皆さん、ご存知でしょうか?『固まる土』
平滑に鏝(コテ)などで敷き均して軽く転圧した後、散水すれば3日〜1週間で固まる土です。
施工はDIYで簡単に施工できますが、袋入りですので広さによってはかなりの量が必要になることも。
人工芝を張る
駐車場には不向きですが、庭のぬかるみ対策にかなりの数のご家庭で使用されています。
施工方法は至って簡単なのでDIYが可能。
ぬかるんでいた箇所を平滑に均して、砂などでキレイに下地を作り、その上から人工芝を張って専用のピンで固定します。
人工芝については張って半年後だから言える人工芝のメリット、デメリットの記事を参考にしてください。
※裏技 セメントを混ぜる
とにかく安くでぬかるんだ地盤を固くしたいという方に裏技を紹介します。
- ぬかるんだ箇所にセメントを散布
- そしてスコップでセメントとぬかるんだ土を均等に混ぜ合わせる
- セメントと土が均一に混ざったら敷き均して転圧
※できれば転圧機械をおすすめします。
スコップで混ぜる際には、セメントの粉が消えるまで混ぜます。
均一に混ぜないと効果はありませんのでご注意ください。
セメントの量は土の量に合わせて調整。
セメントが多すぎるとパサパサな土になりますので、少量ずつ混ぜるのがコツ。
転圧して数日でカチカチになります。
砂入セメントやインスタントセメントではなく、セメントのみを混ぜてください。
スコップを使用しますので、かなりの体力が必要になりますが頑張ってください。
スコップの使用方法と選び方についてはスコップの選び方と使い方の記事を参考にしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
自宅にぬかるみがあるのは、本当に不快なもの。
歩けば靴が汚れ、車のタイヤでは道路を汚してしまいます。
コンクリート舗装やタイル、石張りにしてしまえば簡単に解決しますが、何せお金がかかり過ぎます。
取りあえずぬかるみを何とかしたいという方は、お試しいただく価値はあるのではないでしょうか?
またDIYでは難しいという方や完璧にぬかるみを無くしたい方は、優良な外構業者に依頼することをオススメします。
優良な外構業者の探し方については優良な外構業者に無料見積りを依頼する の記事を参考にしてください。