こんにちは。
今回は10年後に『ウチの外構、もしかして失敗したかな?』って思わない外構計画のコツをお話したいと思います。
- 家と同じで後悔しない外構を作りたい・・・。
- 手入れが必要ない庭にしたい・・・。
- 外構業者さんのプラン通りでいいのかな・・・?
皆さん、こんな事を考えていませんか?
住宅もそうですが、外構も決して安くはないお金を払って作るものですから、失敗は許されませんよね。
僕も新築して外構工事をする前には、そう思っていました。
この記事では、皆さんが少しでも失敗のない外構計画ができるように参考にしていただけると幸いです。
ちなみに我が家は新築から7年目で外構をやり直しましたので、失敗してますね・・・(°_°)
Contents
外構業者任せではなく、自分でもプランを検討する
10年後の家族を考える
これは駐車場や駐輪場、カーポート、ガレージのことです。
現在、お子さんが小学生だったら10年後、何歳ですか?
お子さんが中学生になったら自転車置き場がない・・。
お子さんが自動車の免許を取ったら駐車場が足りない・・。
5年後、10年後、15年後の家族の未来を想像して計画を立てましょう。
例えばですが、車の免許は取らないだろう・・・ではなく、車の免許を取るかもしれない。
大丈夫だろうと考えずに、かもしれないと考えるようにするのがポイントです!
優先すべきものに順位をつける
外構費用の目安は住宅建築金額の約1割程度がバランス良い外構と言われています。
例えば、2500万の住宅でしたら、250万の外構費用。
250万で境界ブロック、駐車場、カーポート、門柱、タイル工事等、細かく作り込んでいくと簡単に300万、400万を超えていきます。
我が家は何を優先すべきかを考える事が必要です。
車を所有していれば駐車場とカーポート、更に車やバイクが趣味で大事にしたいならシャッター付きガレージ。
人通りや車通りの多い道路に面した住宅だったら、目隠しフェンスや目隠しウォール。
ガーデニングが趣味であれば、花壇や家庭菜園。
予算には限りがありますので、何を優先するのか順位を付けて計画しましょう。
自分でやれることはないか考える
外構や庭づくりは住宅建築と違って、ヤル気さえあればDIYできることがあります。
材料や道具はホームセンターやネットで揃います。
少しでもご自身でDIYすれば安上がりで予算も増える事があります。
DIYのおかげで、優先順位を付けて諦めなくてはいけなかったエクステリアも採用できるかもしれませんよ。
自分の考えたプランを基に計画
予算の検討
外構の予算がいくらまでなら使えるのか、家族で検討してみましょう。
ちなみに新築当時の我が家は150万(住宅建築費用の1割もない)少なすぎ・・( ; ; )
要望をまとめる
家族で検討した優先順位や絶対に譲れないもの、DIYしたい工事を外構業者に話せるようにまとめておきましょう。
できれば、外構ノートみたいなものを1冊用意して、書き留めておくのがオススメ。
外構業者の選定
最低でも業者の見積もりは、2社は依頼しましょう。
1社の見積もりになると、費用が高いか安いかも分かりません。
逆に見積もりの依頼し過ぎにも注意しましょう。断るのが大変です。
ここで一般の方には知られていない裏技ですが、外構の内容が簡単な場合、又はデザイン性がないもの(例、駐車場のコンクリート舗装と境界ブロック等)であれば、外構業者ではなく土木建設会社にお願いするのも一つの手です。
土木建設会社は外構をデザインしたりプランを考える技術や職種ではありませんが、コンクリート構造物のプロです。
デザイン性を必要としないコンクリート工事や構造物(塀ブロックやフェンス工事)であれば、安くなる可能性は十分にありますよ。
現に僕が建設会社務めですが、外構屋さんより単価は安めです٩( ‘ω’ )و
見積もり、プランを比較する
外構費用が安ければいい、高ければいいとかいう問題ではありません。
妥当な価格で尚且つ、住宅に似合う外構か確認しましょう。
妥当な価格かどうかは、先に述べたように見積もりを数社に依頼すれば分かりますよね。
外構デザインがカッコ良くても使いにくそうだったり、デザインはイマイチだけど欲しいエクステリアは全て揃っているなど、業者によってプランも色々です。
価格やデザインに惑わされずこのプランだったら10年後、後悔しないかなぁという方を選んで下さいね!
契約、発注
これが1番、大事です!
契約を急がせるような業者は気を付けましょう。
住宅の契約と同じで、契約を急がせる営業はお客さんの事なんて考えていません。
自分の成績やノルマしか頭にないので、契約後にトラブルが発生する事が多いのです。
契約の際に見積もり以外で必要になる費用も確認しましょう。
たまにありますが、着工して重機で掘ったら昔の建物の基礎が出てきた、排水管が出てきた等、撤去費用など追加料金を支払いが必要な場合があります。
もしもそんな事があったら、どれほどの費用が必要なのかも確認するのをオススメします。
そして、外構を施工してもらう業者が決まり次第、他の業者に丁寧に理由を伝えてお断りしましょう。
これが1番、大変な作業です(汗)
外構工事
工事期間中
なるべく施工現場を見学しましょう。
コンクリートの厚みは確保できてるか?
基礎砕石は転圧されているか?
コンクリートの養生は適正か? など
素人ですから分からない事ばかりかもしれませんが、そんな時は職人さんに尋ねてみましょう。
ちゃんと教えてくれる職人さんでしたら問題ありませんが、言葉に詰まるような場合にはスマホで写真を撮っときましょう。
怪しいと思えば、ネットでいくらでも調べられます。
僕の場合、写真を撮りまくって毎日のように現場の担当の方に電話してました(笑)
引き渡し
土間コンクリートやタイル張りの箇所があれば、水溜りができないか確認しましょう。
少々の水溜りができるのは当たり前の事ですが、余りにも酷い水溜りがあれば指摘した方がいいと思います。
ほとんどの方はやっていませんが、図面通りになってるかも確認しましょう。
デザインだけを確認して、図面通りになってると思い込んでいる場合があります。
住宅と違い寸法が足りない場合が稀にありますので、気を付けてくださいね。
傷や汚れも確認しましょう。稀に施工箇所、住宅に傷をつけられている事がありますからね・・。
別記事でも書いてますが、僕は若い頃に外構工事の仕事をしていた事があります。
若いといっても仕事に慣れていたんですが、バックホウ(一般の方が言うショベルカー)で住宅の壁に傷を付けてしまった事があるんですよ(T . T)
本当にメチャクチャ怒られました。そりゃそうですよね。僕でもブチキレますわ!
あの時の施主さん、ごめんなさい・・すみませんでしたm(_ _)m
※もちろん、会社の保険で修理対応し外壁を全て交換しました。
メンテナンス
ブロック塀、タイル、コンクリート、門柱等、半年もすればカビとか汚れが付着してきます。
1年〜2年、放置すると汚れも落ちにくくなりますので、そんな時には高圧洗浄機を購入して、こまめに洗浄することがオススメ。
植栽もメンテナンスが必要です。防虫処理をしたり剪定をしなければなりません。
剪定をすれば、切った枝をまとめて縛りゴミに出しが必要になりますよね?
非常に手間の掛かる作業です。
メンテナンスに時間を掛けたくないという方は、植栽を少なくすることをオススメします。
これも失敗しないコツですよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
失敗しない外構を計画するには次のような事が大事だと分かっていただけたでしょうか?
- 10年後も見据えて計画する
- 何が優先かを明確にする
- 自分でできることはDIYする
- 優良な信頼できる外構業者を選定する
- メンテナンスフリーな外構計画を立てる
これさえ頭の中に入れておけば、失敗する事も少なくなると思います。
素敵な外構、お庭をつくって楽しいガーデンライフを送ってくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた・・♪(´ε` )