コンクリートのDIY

駐車場土間コンクリートの配合、厚さや強度は?失敗しないコツとは

こんにちは。

  • 駐車場の土間コンクリートの配合は?
  • 土間コンクリートの厚さはどれくらいがいい?
  • 土間コンクリートの強度って何??

このような悩みを解消します。

最近、皆さんから問い合わせの多いのが、『自宅駐車場の土間コンクリートをDIYでやろうと思ってるのですが、生コンの配合、強度はどれくらいが良いでしょうか?』という質問。

これは現地盤の状況や駐車する車の大きさや種類でも異なりますので、今回は駐車場の土間コンクリートの生コン配合、強度についてお話ししたいと思います。

パパ
パパ
一級土木施工管理技士の僕が解説します

生コンの配合の前に下地処理

土間コンクリートの配合や強度、厚みと同じくらい大事なのが、コンクリートの『下地』

下地についても少しお話ししますが、必要なければ読み飛ばしてください。

土の鋤取り(すきとり)

コンクリートの配合や強度をいくら高いものにしても下地が悪ければ何にもなりません。

まず駐車場の土間コンクリートを打設するには、しっかりとした基礎が大事です。

ここでは土間コンクリートが10cm基礎砕石が10cmと仮定します。

すると土間コンクリートの仕上り面から、土間コン10cm基礎砕石10cmが入るスペースが必要になってきますので、その為に現地盤の土を20cm掘って鋤取りしなければなりません。

基礎砕石の敷き均し、転圧

基礎砕石は採石場、建材店、ホームセンターで販売されております。

レンタル会社で2tダンプをレンタルして採石場に取りに行けば、1台¥5000前後でしょう。

基礎砕石は再生クラッシャーラン又はクラッシャーランを使用します。

注意しなければならないのが、庭に敷く砂利や単粒砕石と間違わないこと。

庭砂利や単粒砕石は転圧しても締まりません。

クラッシャーランを敷き均したら転圧機械で転圧をします。

転圧とはクラッシャーランを振動を掛けて締め固めるという意味ですので、しっかり転圧機械で締め固めましょう。

個人宅の駐車場でしたらランマーやプレート(コンパクター)、少し広い駐車場でしたらハンドガイドローラーがオススメです。

こちらも地域の建機レンタル会社でレンタルできますので、お近くのレンタル会社にお問い合わせてみると良いでしょう。

ワイヤーメッシュ又は鉄筋を準備する

通常、普通車や軽自動車の駐車場でしたら、ワイヤーメッシュで十分。

ワイヤーメッシュはホームセンター等で1m×2m(2平米)¥500程度で販売されています。

2tクラスの大型SUV車や大型乗用車等の駐車場の場合、ワイヤーメッシュで問題ないのですが、強度を上げたい場合には鉄筋の10mm筋を@200で配筋しましょう。

@200とは200mm間隔で鉄筋を並べて結束すること。

我が家の駐車場は10mm鉄筋を@200で配筋してコンクリート厚10cmです。

仕事の関係上、4tダンプや2tダンプを駐車することもありますが、10年経った今でもヒビ割れることなく頑丈な駐車場として機能しています。

土間コンクリートの配合、強度

ここからは本題の土間コンクリートの配合、強度についてです。

コンクリートの呼び強度

通常、呼び強度21N/mm2以上であれば全然、問題ありません。

心配であれば、24N/mm2や27N/mm2を使用すると良いでしょう。

呼び強度の数字が大きくなるにつれ、強度も大きく生コン価格も高くなります。

ちなみに我が家の駐車場は呼び強度18N/mm2で打設しています。

皆さん、コンクリートの強度ばかりを気にしがちですが、コンクリートの下地と養生も強度を確保する上で非常に大事です。

先にも述べましたが、コンクリートの強度を上げても『下地』『養生』がうまくできてないと何にもなりません。

生コンのスランプ、スランプフロー

スランプとは生コンの柔らかさを表す単位です。

数字が大きくなるほど柔らかくなり、小さくなるほど硬くなります。

自宅駐車場のコンクリートでしたらスランプ12〜15位を目安に注文すると良いかと思います。

粗骨材の最大寸法

何の事か分からない方もいらっしゃるかと思います。

簡単に言えばコンクリートの中に入ってる砂利(石)の大きさです。

一番、大きい石が何ミリかという事です。

一般的に20mm、40mmと選べます。

どんな風に選べばいいかと言いますと極端な話をします。

例えば5cmの厚みのコンクリートを打設するのに、40mmの石が入った生コンで打設したらどうなりますか?

1cmしか余裕が無いので石がゴロゴロして仕上げも大変です。

こんな場合には20mmを使用しましょう。

20mm 40mmより強度が無い 仕上げやすい
40mm 20mmより強度がある 仕上げにくい

厚みが10cmの駐車場を作るとするなら、40mmを使用したいところです。

普通乗用車や軽自動車の駐車場

普通乗用車や軽自動車の駐車ならばコンクリート厚さ10cmで十分でしょう。

参考までに今の僕がこの条件で駐車場を作るなら生コンの配合は 21-12-20 ワイヤーメッシュ入りで打設します。

これはあくまで僕がDIYで再度、駐車場を作るならですので正解でも間違いでも無いのでご注意を。

大型乗用車や大型SUVの駐車場

今度は少し強度が必要になりますが、コンクリート厚さは変わらず10cm。

生コンの配合は 24-12-20 10mm鉄筋を@200で配筋で僕は打設すると思います。

これでもかなりの強度になると思います。

もっと強度の高い駐車場にしたい方

もっと頑丈な駐車場が必要な方はコンクリート厚さを15cmにして生コンの配合は 24-12-40 10mm鉄筋を@200で配筋で十分かなと思います。

粗骨材を40mmにしてますが、仕上げや打設し易さを考慮すれば20mmでも構いません。

土間コンクリート打設に必要な道具
土間コンクリートのDIYに必要な道具と工具を建設業20年の僕が紹介!こんにちは。 今回はコンクリート打設に必要な道具や工具を紹介したいと思います。 土間コンクリートをDIYしたいけど必要な...

まとめ

いかがだったでしょうか?

自宅駐車場の土間コンクリートの強度、配合は悩みどころ。

駐車車両の重量や台数によっても検討が必要です。

しつこいようですけど、コンクリート下地や養生でも強度が左右されますので、しっかりとした下地作りや養生を行なって土間コンクリートの強度を確保しましょう。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

コンクリートをDIYする前に

外構や庭に土間コンクリートをDIYしようされている方に、2点ほどアドバイスをさせて頂きます。

  1. コンクリートのDIYはプロでも難しく失敗しやすい
  2. 施工範囲や規模によっては業者に依頼しても費用に差がないことも・・

コンクリートのDIYはプロでも難しく失敗しやすい

当サイトはDIYを推奨しています。

しかし、コンクリートのDIYに関しては、かなり難しい部類に入ります。

特に寒さの厳しい冬場や猛暑の夏は失敗しやすく、僕たちプロの建設業でも作業人員を増員して作業に臨むことも少なくありません。

施工範囲や規模にもよりますが、正直なところプロに任せることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

工事の内容次第では費用の差がないことも・・・

自宅外構や庭をDIYされる方の一番の目的は『費用の節約』だと思います。

実際に僕も費用節約の為に自宅の外構や庭をDIYしてきました。

しかし、建設業20年超の僕が言いたいことは『大した費用節約にならない・・』ことも。

DIYをするのであれば、次のような費用も考えておかないといけません。

  • 道具や工具の購入費用
  • 工具のレンタル費用
  • 手伝いに来てくれた方へのお礼や食事代
  • 個人購入のコンクリート代金(業者購入より割高)

 

実は工事の内容によっては、自身でDIYしても業者に依頼して施工してもわずかな金額の差しかないこともあるんです。

わずかな費用節約であれば、プロに任せてキレイな仕事をしてもらった方が絶対にいいですよね?

それに加えプロの業者であれば、万が一の際に保証だってあります。

その為にはまず、業者の工事の価格を知ることが大事です。

コンクリートのDIYで一番怖いのは『失敗』

素人に失敗は付き物ですが、プロの業者には失敗がほとんどありません。

コンクリートのDIYで一番怖いのは『失敗』です。

例えになりますが、コンクリートのDIYを失敗してしまうと費用が倍以上になることも少なくありません。

  • 失敗したコンクリートの取壊し費用
  • 取壊したコンクリートの運搬費用と処分費用
  • 新たにコンクリートを施工する費用

上記のように莫大な費用がかかることは間違いありません。

プロの業者は保証がある

先にも述べましたが、プロの業者には保障があります。

万が一、業者側に瑕疵があった場合は保証に基づき、適切に対応してくれます。

しかし、自身のDIYが失敗した場合は、諦めて莫大な費用で業者に依頼するしかありませんよね。

業者に見積もりを依頼する

業者の工事の価格を知るには、当然見積もりを依頼しないといけませんが、

  • 近くの業者に電話して来店したり、来てもらうのが面倒・・・
  • 小さな工事なので気が引ける・・・
  • 見積もりだけ依頼したら費用を請求されそう・・・

そんなんです。僕もこれが嫌だし面倒だから、自宅外構や庭をDIYしてきたんですが・・・。

最近では業者の工事価格を知る非常に便利なサイトがあります。

自宅の外構、庭のプランと見積もりを製作してくれるサイトなんですが、完全に無料

見積もり依頼して『やっぱり無理です・・・』って断っても無料

面倒な思いをしなくても、無料で工事の価格を知ることができます。

見積もりが高ければDIY

見積もりが高ければ気合を入れてDIYすればいいし、見積もりが安ければ業者に依頼。

ご自身でDIYするかどうかは、工事の価格(見積もり)を知ってからでも遅くはありません。

既に業者に見積もり済みでも安くなる可能性が・・

また、既に外構業者に見積もりを依頼済みの方も相見積もりを依頼して、競合させることで大幅に費用を節約することが可能です。

パパ
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相見積もりは2〜3社ほどに依頼するのが良いとされています

このサイトで既に見積もり済みの業者と競合させて、大幅値引きを獲得しましょう。