こんにちは。
これから新築、リフォームをご検討の皆さん、外壁材はどんなものがいいと思いますか?
内装もそうですが、外壁や外観にもこだわりたいですよね!
外壁には、工務店や建築会社、ハウスメーカーが採用するサイディング外壁(乾式)とモルタル吹き付けや塗り壁(湿式)があるのをご存知でしょうか?
僕も新築する際には、外壁の種類で非常に悩んだ事を今でもハッキリと覚えてます。
- 吹き付けの外壁って汚れやすいの?
- サイディング外壁は汚れが付きにくいって聞いたけど、本当なの?
- 塗り壁の外壁はコーキングがないのでメンテナンス費用が安い?
今回は新築やリフォームをご検討の皆さんに外壁の疑問についてお話ししたいと思います。
Contents
モルタル吹き付け、塗り壁の外壁
モルタル吹き付け、塗り壁の外壁のメリット
僕も新築検討時は塗り壁に憧れていたのでメリットは沢山、挙げられます(^ ^)
- 外壁に目地がない
- 目地がないので外壁を張った感がない
- 高級感がある
- 様々な模様(パターン)があり表情豊かな壁になる
最大のメリットは目地がなくて高級感がある事ですよね〜!
モルタル吹き付け、塗り壁の外壁のデメリット
デメリットもありますよ!
- クラック(ひび割れ)が入りやすい
- 凹凸があるので汚れが溜まる
- 表面が粗い(ザラザラ)しているので汚れやすい
- 職人の腕次第で仕上がりが異なる
細かなクラック(ひび割れ)が入りやすいのは本当です。
全くクラックが入らないお宅もあるそうなので、現地盤の状況や交通量の影響もあるのかなと思います。
サイディングの外壁
サイディング外壁のメリット
- バリエーションが豊富
- 新築から数年は汚れが落としやすい
- 新築時のコストパフォーマンスに優れる
様々な柄や色のバリエーションが豊富で選択の幅が広がりますね!
サイディング外壁のデメリット
- 目地があり、張った感がある
- メンテナンス(塗装)の際にコーキングの打ち替えが必要
- 濃い色のサイディング外壁は色褪せる
正に我が家のことです。
10年前後で色が褪せて、コーキングがひび割れしました(T . T)
メンテナンス費用はほとんど変わらない
新築やリフォームを検討していると色々な情報を耳にします。
「吹き付けの外壁は汚れやすい。」
「サイディング外壁の方がメンテナンス費用が安い。」
「サイディング外壁はコーキングを5〜6年で打ち替えないといけない。」
「ウチのメーカーの外壁は15年間、メンテナンスが不要。」
「ウチの外壁は雨で汚れが落ちるんです!」
『お〜マジで!スゲ〜なぁ!』と新築検討時の僕は各ハウスメーカーの営業マンからマニュアル通りの話を真剣に聞いてました(O_O)
実は今、この記事を読んでいるあなたもじゃないですか〜? 大丈夫ですか?
偉そうで申し訳ありませんが、10年前に新築した先輩として言わせて頂くと、営業マンの話は半分、聞いとけばいいです。
屋外の外壁が汚れない訳がありません。
全て営業マンの言うことが嘘とは言いませんが、実際には各ハウスメーカーのメンテナンス時期や費用はほとんど同じです。
実家のハウスメーカーも我が家の大手ハウスメーカーも同じ時期から汚れが目立ち始め、10年点検で持ってきた外壁塗装やシーリング打ち替え等の見積もりがどちらも同じような金額です。
正直、バカ高いですよ。
新築する際にメンテナンス費用の概算を聞いていましたが、改めて聞くとやはり高いです(T . T)
もしも、吹き付けの外壁とサイディング外壁で悩んでいる方は、自分の好きな方を選べばいいと思います。
もちろん予算には限りがありますので、予算の範囲内でね・・・。
吹き付け、塗り壁外壁の宿命 クラック
吹き付け外壁にはクラック(ヒビ割れ)が入ります。
稀に新築から20年経ってもクラックの入らないお宅があるそうですが、本当なのかな?(ネット情報)
このクラックには次の様な原因があるみたいです。
- モルタルの収縮や乾燥、
- 車やトラックが通行する振動
- 地震や軟弱地盤での振動
ウチの実家にも新築から5年を過ぎた頃から、窓枠周辺に目立ってきました。
特に実家の前の道路は車やトラックの通りが多いのも一つの原因かと思います。
ハウスメーカーの点検の際にクラック補修してもらえますが、毎年来てくれる訳ではありませんので、次々にクラックが増えていきます。
やっぱりね〜(T_T)って思ったでしょ?
でもね、我が家のサイディング外壁も10年過ぎた頃からコーキングがひび割れてます。
だから、やっぱりどっちもどっちなんですよね。
これがコーキングひび割れの画像。
吹き付け、サイディング外壁の汚れ
吹き付け外壁の汚れは、新築から6〜7年を過ぎた頃から目立ってきますね。
直接、雨に濡れる箇所が汚れます。
北面の太陽光が当たらない箇所もカビ、コケの様な薄い緑色が付着します。
軒下の雨に濡れない箇所はほとんど汚れませんので、軒の大きい家にすれば壁汚れも軽減できると思います。
我が家のサイディング外壁は、4〜5年を過ぎた頃から北面の外壁に汚れが目立ち始めました。
実家と同じくカビやコケの様な薄い緑色。
換気口周辺に黒い汚れが非常に目立ちます。
我が家は白い外壁に濃いグレーのアクセント外壁なんですが、7〜8年過ぎた頃にはグレーの壁が白っぽく色褪せが見られるようになりました。
外壁の汚れもどっちもどっちですね。゚(゚´ω`゚)゚。
まとめ
いかがだったでしょうか?
実家の吹き付け外壁と我が家のサイディング外壁を比較した結果、外壁の汚れに関してはどちらも同じ時期から汚れてきます。
更には、吹き付け外壁は壁にクラック(ヒビ割れ)が入り、サイディング外壁は目地のコーキングがヒビ割れてきます。
コーキングのヒビ割れは雨漏りの原因になりますので、早急に対応しないといけません。
結論を言わせて頂きますと、しつこい様ですがどっちもどっちです。
本当に好きな方を選んだ方がいいと思います。
好きな方であれば、どちらを選んでも後悔はしないと思います!
先にも述べましたが、メンテナンス費用はどちらも同じくらいの金額です。
※建築したハウスメーカーの見積もり
めっちゃ悩んで、何年たっても自分の家が好き、そんな家づくりをして下さいね。