こんにちは。
- コンクリートの仕上げを失敗したから削りたい・・
- コンクリートやモルタルの凸凹を平らにしたい・・
- コンクリートってどれくらい削れるの?
このような悩みを解消します。
外構や庭づくりをしていると『既存のコンクリートを削る』そんな場面が稀にあります。
今回はコンクリートやモルタルを削るにはどんな工具と方法があるのかを一級土木施工管理技士の僕が説明します。
Contents
コンクリートを削れるの?
結論から述べますとコンクリートは削れます。
コンクリートの範囲や厚みにもよりますが、削ることは可能。
それではその方法を紹介していきます。
ディスクグラインダーで削る
ディスクグラインダーにダイヤモンドのカップリングを装着。
コンクリートなら5mm〜2cm程度、モルタルでしたら根気が必要ですが、1cm~3cmほど削れます。
コンクリートは粗骨材(砂利)が入っていますので、グラインダーで削るなら5mm〜2cm程度が限界でしょう。
もちろん長時間、ディスクグラインダーの使用を続ければコンクリート、モルタル共にそれ以上削る事も可能です。
※粉塵がすごいので保護メガネと防塵マスクは必ず装着して作業を行いましょう。
グラインダーと電動ピックで削る
更にコンクリートを数cm削りたい場合には、グラインダーと電動ピックを併用しましょう。
まずグラインダーにダイヤモンドカッターを装着して、削りたい箇所に格子状に切れ目をいれます。
切れ目を入れた箇所を電動ピックでハツります。
切れ目を入れなくてもハツれるのですが、切れ目を入れた方が簡単ににハツれます。
電動ピックである程度、平らにハツった後にダイヤモンドカップを装着して平滑に削ります。
これの作業を繰り返し行えば時間は掛かりますが、コンクリートを数cm削る事が可能です。
コンクリートを削る工具
コンクリートをさらに深く削る場合
更にコンクリートを深く削りたい場合には、削る作業では無く斫る(はつる)作業になりますので別記事でご紹介させて頂きます。
削ると斫る(はつる)の違い
コンクリートを削ると斫るはどう違うの?と思われる方がいると思いますので説明します。
削るというのは今まで説明してきたように薄く、ミリ単位でけずる作業です。
薄く削っていますので、削ったコンクリートは粉になります。
また、ハツるというのはコンクリートを割って崩す作業です。
割って崩したコンクリートは小さい破片になります。
DIYレベルでは限界も・・・
更にコンクリートを深く削るには、DIYレベルでは次のような理由で限界があります。
- プロが使用する道具、工具が必要
- 体力と知識も必要
- 回転系の電動工具は非常に危険
- コンクリートの破片を適正に処分しなければならない
コンクリートを削る回転系の電動工具は非常に危険なうえに体力も必要です。
DIYする前に業者に依頼したら費用がどれほど必要か知ってからでも遅くはありません。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
DIY作業レベルでのコンクリートを削る作業は、今までお話した方法くらいしかありません。
もっとコンクリート深く削りたいというのであれば、コンクリートをはつる作業になりますが、危険な作業の上、ハツった後の産業廃棄物処理などを考慮すると業者に依頼することをオススメします。
小面積や薄い削りでしたらDIYでも十分に可能ですが、電動工具を使用しますので騒音や粉塵(ふんじん)が発生して住宅地や街中では苦情が出るおそれもあります。
近隣の方の配慮も忘れないように心掛けてください。
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