こんにちは。
今回は乱形石張りのDIYのお話をさせていただきます。
- 乱形石をDIYしてみたい
- 乱形石の張り方が知りたい
- 乱形石張りは素人でもできるの?
このような悩みを解消します。
乱形石といえば、ベテランの職人さんじゃないと施工できないイメージがありますが、素人の僕達だって根気強さと時間があれば、職人さんの仕上がりに近いものができます。
当サイト管理人の僕が乱形石張りをDIYしましたので、検討されている方々の参考になれば幸いです。
Contents
準備
材料(乱形石)を準備
乱形石はホームセンターや建材屋、ネットショップ等で販売されています。
ホームセンターでは1m2 ¥6000ほど、ネットショップで安い所では1m2 ¥3500ほどの価格。
しかし乱形石は重量物ですので、地域によっては送料が高くなります。
発送場所が近ければ、送料+乱形石でもネットショップが安いかもしれませんが、遠方になると近所のホームセンターで購入した方が安いと思います。
乱形石には、薄いもの(1cm〜1.5cm)と厚いもの(2cm〜3cm)がありますので、用途に合わせて選んでください。
歩行者が少ない、重量物が載らない場合には薄い方で構いませんが、歩行者が多い、車やバイクを停める駐車場の場合には厚い方を選択しましょう。
もちろん価格は、薄い方が安価で厚い方が高いです。
道具の準備
乱形石張りの施工に必要な道具は下記の記事に記載してます。
必ずしも、全ての道具が必要ではありませんので、代用できるものがあればそれでいいと思います。
石を張る基準を準備
乱形石を張る前に高さや勾配を決めて、それを基準に石を張っていきます。
まずは基準となる高さから任意で1cm〜5cm上がったところに水糸を張りましょう。
石を張る際に水糸から1cm〜5cm下がりを計りながら施工します。
乱形石を張る
石材を仮合わせ
石材をディスクグラインダーで切断して、石を仮合わせします。
薄い石材でしたらハンマーで叩き割ることもできますが、僕が使用した石材は約2.5cm〜3.5cmの厚みですので、グラインダーで切断した方が早いです。
なるべく目地幅を均等にするのがキレイに見えるコツです。
ディスクグラインダーで石材切断
石材仮合わせ状況
バサモルタルを敷き込む
下地コンクリートを適度に湿らせて、バサモルを敷き込みます。
石材はハンマーで叩いて高さを調整しますので、予めバサモルは高めに敷き込みます。
ゴムハンマーで叩き調整
ゴムハンマーで石材を叩き、所定の高さまで調整します。
セメントペーストで張り付け
一度、バサモルに張り付けた石材を取り外して、バサモル側にセメントペーストをまんべんなく塗布します。
再度、石材をゴムハンマーで叩き、高さや位置の調整をして設置します。
目地をTの字にする
目地をTになるように石を配置して下さい。
これを実行するだけで、プロみたいな仕上がりになります。
この一連の作業を繰り返す
後はこの一連の作業を繰り返すのみです。
非常に根気が必要な作業です。
早く終わらせよう・・これくらいでいいか・・?と妥協せずに丁寧に作業すれば、職人さんが施工したような乱形石張りになりますので頑張りましょう。
全て張り終えたら一日ほど時間をおく
全て張り終えたら、1日ほど石材が動かなくなるまで時間をおきましょう。
目地詰
ゴムコテで目地材を塗りこむ
目地材を水と混ぜて練ります。柔めに練るのがオススメです。
目地材をゴムコテで塗り込んでいきます。
目地材が乾く前に拭き取る
目地材が乾く前にスポンジで拭き取ります。
拭き取る際には、ゴム手袋を着用厳守。
スポンジが汚れたらバケツの水で洗い、また拭き取るの繰り返し作業。
根気のいる作業です・・・。
拭き取りが甘いと石材が白っぽくなり、乾いた後では落ちませんので確実に拭き取りして下さい。
何度も繰り返していくとスポンジが縮んで使えなくなりますので、予備を準備しておいた方がいいです。
完成
はい!やっと完成です。
しかし僕としたことが、目地材の拭き取りが夜遅くで見えにくく、甘かったです。
このように乾いたら白っぽくなりました・・・(T . T)
失敗です。。
1週間後、高圧洗浄機で洗浄
目地材を完全に硬化させて(1週間後)高圧洗浄機で洗ってみました。
少しは石材に付着した目地材が落ちたようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
僕の職業は建設業ですが、この乱形石張りに関してはド素人です。
似たような作業をすることはありますが、初めて乱形石を張りました。
素人でも根気強く妥協せずにコツコツと作業すれば、できないことはありません。
少々、目地幅と目地材の拭き取りが甘かったですが・・( ̄∇ ̄)
ちなみに外構業者さんに乱形石張りを依頼すると、この広さで約¥120000ほど。
今回のDIYで掛かった費用は材料代だけで約¥40000ほど。
作業時間はトータルで約20時間位で完成しました。
費用の節約を考慮するとDIYがオススメですが、体力・完成度・工具を揃えることを考慮すると業者に依頼する方が確実ですね。
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